tsumiya's brog

試したこと。

FX-AUDIO FX1002A NFJ

2015-01-24 00:14:03 | 日記
FX1002A NFJ 第7世代
NFJでの昔の特別仕様は、ほとんど影をひそめ
FX-AUDIOそのままの様です。
チューニングは、黄色のセラコンによる、MIDHighの派手なエコー
がゴージャス感を出しています。
一部、弦楽器がスチール楽器に聞こえる程です。
電源はSA98と同じスイッチング電源を使用するためにDCジャックから
電源コネクタに付け替えています。

派手な演出はいらないので、黄色のセラコンはマイカコンデンサに変更と
削除をしています。
低音の音量が少ないので、カップリングコンデンサはフィルムコン1uFから
OSコン10uFに変更しています。
NFJの昔の特別仕様では、フィルムコン10uFでした。

オリジナルを残すために、オペアンプ回路はそのままです。
オペアンプ回路の電圧は十分あり良い回路です。
またカップリングコンデンサのDC電圧も高く、コンデンサは良い状態で
動作しています。コンデンサはDC電圧がかかっていないときが
良くない状態です。

WE GET REQUIEST THE OSCAR PETERSON TRIO が気持ちいい

オペアンプをTL082からOPA2604に変更しました。差異はそうありませんが
直近でマイラーコンデンサを電源ピンに付けたいためです。
ノイズが減り、抜けが良くなりました。

ゲイン設定の初期値の25.6dBから37.6dBに変更しました。
初段のVrefが1.5vしかなく、ゲイン高めの設定で入力飽和をさせない為です。
アナログアンプと違い、厳しい入力飽和があるので
SNだけでゲインが決められないです。
音は、変更で低音がもりもりとはっきりしました。

SA-98との比較ですが、低音の押し出し(アンプが作る音色)と高音が薄いのが違いです。
低音はそんなアンプも有るとして、高音の薄さが一番不満な点です。
違いの原因は、オペアンプ回路による作用と考えています。
しかしオペアンプ回路を削除して、SA-98亜種を作って何か意味があるのか?です。
SA-98があるし。
考えても始まらない、試して見るしかとない、とも思いますが、なんだかなー?
袋小路です。

22Ωと330pFのゾーベルフィルターを削除しました。気になる高音薄さは改善しました。
SA98も実はゾーベルフィルターはセラコンの為に削除していました。
後は、SA98に比べて高音の綺麗さがまだ有りません。
しかしSA98は、異様に綺麗な高音がでます(たぶんアンプの人工音(響き))。
比べて見ても、とも思いますが。

オペアンプ出力の赤いマイカコンデンサを削除しました。
ほぼSA98の異様に綺麗な高音がでます。
イムジチのビバルディが美しく響きます。

やはり高音の魅力がないので、結局オペアンプは削除しました。
抵抗の本数も多すぎです。部品が多すぎです。部品が増えて音が良くなったことは
ないです。必然の部品は問題有りません。必要だから。
高音はSA98と同じ綺麗さです。

ヴォリュームを絞ると激しくHigh落ちします。
かなり手ごわいです。入力からボリュームまでの基板パターンのC容量が多い。
また、ヴォリュームが50kΩと大きく、ここもhigh落ちの要素です。
パターンは真鍮線で引き直しました。ヴォリュームは10kΩ程度に交換の予定です。
結局今は、絞れないボリュームが付いています。音はいいのにね。

絞れないボリュームの配線を外して、固定抵抗のアッテネータに変更しています。
また抵抗の音を聴いてみましたが、抵抗の音よりも、抵抗値による音の変化が
大きかったです。10kΩ以上はかなり変な音です。

デジタルアンプはほとんど電源の音を聴いているアンプです。
実は、アンプの内部写真では、2割くらいしか音の状態は分りません。
電源と電源の一次、二次フィルタを見なければ、分らないに等しいです。
と言っても、ほかのWeb同様に電源、フィルタの写真は、ないですが。

電源、フィルタの写真付けました。

ボリュウムをA型50kΩに変更しました。
ボリュウム回りのパターンを切断して、ジャンパーして、High落ちはなくなりました。
ボリュウムは機能します。
SA98とほぼ同じ構成になりましたが、個性が有ります。同じ音では有りませんでした。

アンプが不注意の発振にて破壊したために、再度アンプ作成をしました。
高音は、ICソケット下に隠れていたセラコンの削除で改善したために、
ほぼオリジナルの構成にて作成しています。
SA98より低音よりの音です。

STANDARDS LIVE KEITH JARRETT(星影のステラ 和名?)が素晴らしい

定常ノイズ対策で、シャーシのアルマイト落としと、シャーシグランドをリアに変更。
ICの差動入力動作に変更して、ICのマイナス入力をオペアンプVrefに接続しています。
マイナス入力の変更は音まで変わりました。中高域で優しい音になりました。
かなり変わって楽しいですし、変更も簡単ですからお試しください。

カップリングをWIMA4.7Uの四角いコンデンサに変えました。
まあ想像どうりの低音の押し出しと派手目な高音です。

カップリングコンデンサのWIMA4.7Uですが、その後
JuliaFisherのバイオリンでコンデンサをパラに付けて
調整しました。1826 0.1Uでは、バイオリンの弓の音がでず、だめでした。
またニッセイ104G100では、胴の音がなく、ヒス気味の音で、だめでした。
結局、22UのFGコンデンサと0.47Uマイラーコンデンサでした。
バイオリンの胴の音と弓の音が鳴る条件は、かなり厳しいです。

スイッチング電源をオーディオに使うのはノイズが大きすぎる… とは
一言もここでは書いていませんが、。。。。
スイッチング電源は強烈な磁界ノイズが出ています。

そこで、何の考慮もない、電源同居の国産大手アンプはお勧めできません。
別電源筐体にしましょう。

アルミのくりぬきシャーシで完全分離して、シャーシ内部でノイズ吸収シート、
フェライトコア等でノイズ吸収すれば、ハイ高級シャーシの出来上がり。
これは、国産の作りではなく、スイスで作る高級シャーシかIPhoneの作りです。

Iphoneが音がいい訳。ご納得できる?

SA98と再び比較しました。FX1002Aは改善点が探せないほどに聞き込みました。
ほんとうに、思いつく改善点はありません。
でもSA98との音の差は、好みの差ではなく。埋められませんでした。
悔しい限りです。

Nora Jones come away with me    FX-AUDIO FX1002AではなくSA98 で素晴らしい。残念ですが。















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