Ｂｒｈａｍｓ 夏バテ！対策１

バンコクに来て半年が過ぎた。肉体的、精神的にかなり重度の夏バテである。・・・ヤバイ！ここバンコクは一年中同じような陽気と聞いている。一年中夏バテが続くのか？？何か対策を考える。鰻は高い。栄養ドリンクは何が入っているか分からない。さてどうする？とりあえず音楽療法を試みよう。バンコクで知り合ったバンコク交響楽団のN氏より情報を得る。「チュラ・ロン・コーン大学」の学生オケのブラームスだ。期待してはダメとのことだが聞くことにした。大学の大講堂が舞台、無料である。歴史を感じるホールである。数十年前の日比谷、新宿を思い起こす座席であった。腰とお尻がメチャ痛くなる。客席にはカメラ片手の家族連れがほとんど。プログラムはボーン・ウィリアムスのカンタータとブラームスの1番。例により国歌（今回も国歌でなく王室の歌かも）演奏は混声四部合唱である。ウィリアムスのカンタータはここのお客さんにはちょっと時間的に長い感じがする。

アマオケ特有の(日本でも）ザワツキと写真を平気で撮る音、頭の上で十数枚シャッターを切る奴もいる。これにはちょっと頭にきた。エアコンの音が滅茶苦茶大きい！日本だったらクレーム続出だろう。ブラームスのコメントは避ける。ブラームスは難しいと申し上げておこう。

若干の欲求不満を感じながら帰るのであった。とりあえず夏バテ解消は出来なかった。でも生演奏はいいね～。

写真はカメラの光量が足らず見にくいが許して欲しい。実はこの後が大変であった。出口がなく広大な大学の構内を彷徨う事となったのである。

ウィークエンド・マーケット（その１）

チャトチャック・ウィークエンド・マーケットは週末だけオープンする。広大な敷地に１万軒を超える店がある。間口一間の店がこれでもかと集中している。観光案内の本を読むと買いたい物が有ったら即購入の事！・・・何故か。一度店から離れたら二度と同じ店を探すのは困難なのだ。冗談だと思ったが実際「あの店はどこに行った」状態が続くのである。タイの雑貨、洋服、下着、アクセサリー、瀬戸物類、ベンジャロン焼、犬、ウサギ、金魚、蘭、時計、バッグ、絵画、彫刻、骨董、古銭、日本刀、楽器、石鹸、食品サンプル、ハーブ、仏像、おもちゃ、蜂蜜、Tシャツ、ココナッツアイス、アイス・ドリアン風味、タイラーメン、ソーセージ、ベトナム料理、軍の払下品、カントリー＆ウエスタン、CD、蜥蜴、時計、猫、各種スパイス、共産圏グッズ、キャンドル、ナイフ、釣竿、ハムスター、各種フルーツ、門扉、ビニール袋、古本、宝くじ、古着、マージャン牌・・・何でも売っている。１万軒全部を回りたいが無理かなぁ～。一回目の報告とする。

落書き

タイのお札で気がついた事。落書きが多い。と言うより”透かし”の部分をメモのスペースに使っている。国王陛下の顔に落書き？まだ小さい頃、親から”お金を粗末にするな”と言われお札に字を書く事は無かった。毎月40,000バーツの家賃を支払う。1,000バーツ札が40枚。受け取ったおばさん10枚づつに分けホチッキスで留めていく（いいのかなぁ？）最後にまとめて透かし部分に何やらメモしているって感じ。タイ人、紙幣は裏表をきれいに分ける。従ってお札の裏側はとっても綺麗。もう一つ、0.5バーツと0.25バーツ（50サタン、25サタン）硬貨はあるが通常は１バーツ以下は切り捨てか切り上げ。かろうじて路線バスで6.5バーツの時50サタンのお釣りをくれる。まだ一度も50サタン、25サタン硬貨を使った事が無い。

７／１１ いい気分！

コンビニエンスストア＝セブンイレブンか。中国ではファミリーマートが断然多い。店の形、展示方法は同じだがオニギリの味は全く違う。コンビニで中国のお土産を買おうと思ったが日本と同じ物が並んでいる。違うのは弁当と本だけ。タイ国はセブン・イレブンが圧倒的に多い。マーケティング調査なんか関係無く出店している。街の通りに立って見渡すと２～３軒の「７／１１」が見えるのも珍しくない。

バンコクで「７／１１」が何処にある？と聞いても全く通じない！何故か？英語もタイ語も分からない小生だから？疑問に思った！そこでコッソリ調べてみた。飲み屋のオネーちゃんに聞いたところタイでの一般名称は「セブン」なのである。発音も「セぶぅン」である。もちろん若い人に聞くとセブン・イレブンと言う人もいるが一般人はセぶぅンなのであった。コンビニの便利な使い方を教授しよう。タイの銀行でお金を引き出した後困ることがある。当然大きい金額は大きい金額のお札で出てくる。しかし街中では１０００バーツ札が使えないのだ！タクシー、屋台などの店ではお釣りが無い！全くない！で、どうする？コンビニは便利である７バーツのミネラルウォータを１０００バーツ札で買うのだ。もちろん文句も言わずお釣りをくれる。こうして小銭を手に入れる。但し１回だけだ。何度も出来ない！１回だけでも迷惑そうな（迷惑な）顔をしている。がこっちは客である。堂々と９９３バーツのお釣りをもらう。販売している物も微妙に違う。機会があったら報告する。

写真はメチャ小さい７／１１とタイとシンガポールの袋

BTS MRT 電車です

BTS＝スカイトレイン＝大通りの上を走る電車。朝夕の道路の渋滞は想像を絶する混み方。渋滞の上を走るスカイトレイン。確かに便利だ。3両編成。車両は全車コマーシャルだらけである。まぁ日本の電車と同じ感じだけど（独・シーメンス製）ちょっと小さい。柱の位置、つり革の位置が山手線とは微妙に違う。JRの電車に乗るとだいたい乗る場所、自分の位置って決まってるけどBTSの場合立っていると落ち着かない。

MRT＝地下鉄＝地下を走る電車。近代的な乗り物。タイでは乗り物の中でも携帯電話の通話はOK。そこらじゅうで話をしている。んっ！地下鉄の中でも話をしている。東京の地下鉄、駅間は電波が届かない状態だけど、ここバンコクは何処まで行ってもアンテナ3本。うるさいうるさい。

MRTの車両の写真は撮れない（走ってる所が見えないのだ）つり革の位置が微妙に違う。BTSと同じシーメンス製。それとやたらと禁止事項が多い。飲み食いはだめ。火を使っちゃだめ。タバコはだめ等々。よく考えりゃ当たり前のこと。臭いものはダメ、これはドリアン。ペット禁止、大きい荷物ダメ、床に座ってもダメ！日本の乗り物にも適用したい。と思ったら…ありゃ最後に写真もダメだって。

席を譲る宣伝は「坊さん最優先」「子供が来たら、席を譲りましょう」がある。怖いオニーさん、子供が乗って来たら素直に席を譲る。不思議な光景だ。

暑いので歩かないタイ人。BTSはビル４階の高さを走っている。開通前は誰も乗らない！と評判になったらしい。電車に乗るのに４階まで登るの？って感想らしい。しかしそんな心配は無用だ。朝は満員の盛況！だけど・・・あと２０人は乗れると思うのにタイ人は無理矢理乗らない。次の電車を待つのだ。次の電車に乗れなければその次の電車を待つ。それで遅刻しても全く罪の意識がない。「電車に乗れなかったので遅れたから悪くない！」的な感覚だ。非常に大陸的でいい感じ?