タイ文字時計 その３

タイ文字腕時計は無いのか？ネットで見ると有る！しかし、どこのデパートにも屋台にも無い。またまた気長に探すこととする。ある日、高級デパートのタイ民芸品売り場を見ていたときに発見した。あのCamelotがやたらと高い値段で売っている。その横にヒッソリと腕時計が並んでいる。内心ウハウハだ。即値段交渉を行うも高級デパートなので値段交渉は不可能か？値切る交渉をするが全く応じない。三越で値切っているような感じだ。２個買ったら幾ら？３個買ったら幾らにしてくれる？としつこく交渉すると値段を出してくる。最終的に５個まとめ買いでどうだ！３個の値段で５個手に入れた。バンコクに詳しい人があのデパートで値段交渉した人は初めて聞いた！と驚いていた。ただ、腕時計は何時壊れてもおかしくない代物。時計バンドはオモチャだ。時計バンドの良い物を買って取り替えた。腕時計が５個買えちゃう値段だ。ムー！！これで良いのだろうか？と悩むも本人が良いのなら良いのだろう。と一人納得する。

タイ文字時計 その２

タイ文字時計の製造元だけあって店に入るとタイ文字時計一色。大きな柱時計、掛け時計、タイ文字時計がいっぱいだ。あれ？腕時計が無い。腕時計は別の会社らしい。先ほどのおばさんがコーヒーと水を入れてくれる。サービスは　OK。いくつか時計を選び値段交渉を行うも強気の店だ。それでもネットで調べた値段より断然安い。さて、帰り道、同然ながら“犬”のいる道を歩かなくては行けない。従業員が大通りまでバイクで送ってくれるとのこと。助かった。無事タイ文字時計は手に入れたがちょっと気に喰わない所が・・・。ムーブメントが1秒刻みで静かな場所では結構気になる音がする。いっそのことムーブメントを変えてしまおうかと考えた。ネットで調べると秒針がスムーズに動くムーブメントは２千円弱する。時計が３個も買えてしまう。この投資はやめることとした。その矢先、チャイナタウンに足を運んだときにガラクタを売っている店に何と時計のムーブメントが置いてある。日本で２千円もする奴が何と30バーツ（９０円弱）だ。ランクがあるのか５０バーツ、９０バーツの品物もある。当然９０バーツのムーブメントを４個手に入れる。店の親父が不思議そうな顔をし、その内ニコニコし、ありがとうの連発だ。多分1日分の商売が出来たのだろう。アパートに帰り時計を改造する。これも楽しみの一つだ。特製のタイ文字時計が出来上がった

タイ文字時計 その1

新宿のタイ語学校に顔を出した時目についたのがタイ文字らしき文字の書かれた時計。その時はあまり気にとめていなかった。タイ文字を少し勉強すると日本の漢数字に相当するタイ文字数字がある事が分かった。そうなるとタイ文字時計が欲しくなるのは当然の欲求だ（少なくとも私は！）。タイに赴任し、デパート、屋台など時計の売り場が気になってしょうがない。バンコクの主だったデパートにはタイ文字時計は無い。どこに行けばあるのか？？偽物通りのパッポン通りで探す。オメガ、ローレックスを販売しているお兄さん、タイ文字時計が欲しいと不意をつかれ周りの売り場を捜し回るも出てこない。ネットではかなり高額で販売している。裏を返せばタイには作っている所があるはず。気長に探す事にした。卓上の置き時計は「Camelot」とのブランドで販売している。調べるとバンコクのかなり郊外にあるようだ。街の探検を兼ね地下鉄に乗り目的の駅に着く。どの方向に行くか分からないがとりあえず炎天下を歩き始める。暑い！途中7/11で水を補給しさらに歩く。調べた路地を曲がり歩くも建物すらない。途中“犬”と遭遇する。「犬は美味い！と食べている」ことを知っているのか目つきが危険な犬だ。後に付いてくるが人っ子ひとりいない路地。危険を感じ近くのアパートらしき建物に入る。犬が恐いから入ったとは言えず、警備員、受付のオネーさんに「この辺りに時計屋さんある？」と何語か覚えていないけど聞いた。すると親切に調べてくれる事１０分。もういいよ！と言っても親切に調べてくれた。結果は時計屋に勤めている人が住んでいるとの情報を得たようだ。その人に連絡をした様子。何とCamelotの店員が出て来たのだ。その店員のおばさんと歩く事２分。路地の突き当たりが目的地のCamelot であった。

チャイナタウン

バンコクにもチャイナタウンがあった。地図を持たずに出かけ途中寄り道して「黄金の仏像」を見た。方向が分からなくなり日差しも強く目的地までたどり着けず。

二度目の挑戦は下調べをしてから出かける。チャイナタウン到着。上海の南京路か香港の雰囲気。通り全てがチャイナではなく若干間延びしているが十分中国の雰囲気だ。通りのメインは金行（銀行ではない）だ。名前の通り金を販売している。金を買う余裕が無い小生は金行には行かず。通りを歩く。

賑わっている路地があった。早々入ってみるとそこには中華食材がずらり！中華系のスパイス、戻した海鼠、天津甘栗、豚の顔、豚の足、鶏の足、鶏の頭、ビーフン、乾燥椎茸、銀杏、魚介類、何かの動物の肉…。細い路地（アメ横の１／４程度）に人人人とオートバイが行き交う。しかし中国語は聞こえない。昼飯時に来たので腹が減る。衛生状態を考えたら食べる状況ではないが「香港○×」と書いてある店に入った。雲呑麺と飲茶を頼む。中国をイメージしていた舌はビックリした。100％Thailandの味付けだ。まぁ仕方ないだろう。

中華街を彷徨もこれと言って大きい特色は無い。いや、特徴が一つあった。時計、電卓、DVD、CD（海賊版）、手裏剣、ナイフ、日本刀（何故日本刀なのだろう？）ピストル（多分モデルガンと思う）は滅茶安い。値段交渉も積極的に行える。炎天下、結構な距離を歩き再び腹が減る。最悪の事態が待っていようとは考えもせず外観100％の中国の食堂に入る。メニューはタイ語と中国語、英語。麺と飲茶を頼み待っているとほどなく料理が出てくる。箸を付け一口食べた所でオーダしたものと違う事が判明。店員に告げる。隣のテーブルでは何やら騒いでいる。間違って小生のテーブルに来たのだ。しかし手を付けたものは戻せず。隣のテーブルのカップルは清算をして帰ってしまった。その後が問題だ。正式に頼んだ麺がなかなか提供されない。いい加減頭に来て清算を頼む。もちろん麺はキャンセルだ。ところがキャンセルどころか間違って手を付けた料理、キャンセルした麺全て請求された。文句を言うも相手はタイ語のみ。勝てる分けがない。「責任者呼べ！店長は何処だ！」喚いても全くダメ。店員（かわいい女の子）はゴメンナサイと手を合わせる。結末はかわいい店員に免じて請求通り支払い帰って来た。２００バーツ損した。まぁ何とも締まらない結果になってしまったが面白い経験をさせてもらった。このチャイナタウン中国語を使ってみたが誰一人中国語のわかる人がいなかった。（中国語の発音が悪かったのか？？）

MACの修理

バンコク赴任に伴いCDを大量に移動できないため、iPodで持っていく事にした。最近使っていないiPodを利用、大きく重い２０Gのちょっと昔の奴。バッテリーがすぐに上がってしまうが交換する時間は無い。そのままバンコクに持ってきたが電池切れが早くポータブルではなくなり据え置きタイプとなった。バンコクにある高級デパートの中にはMacを取り扱った店が結構ある。早々電池交換に持ち込む。が、しかしどこの店も修理は受け付けてくれない。一様に○×△の４フロアーに持っていけと言っている様に聞こえる。ある日あるデパートを散策していたところ４階の端っこにMacのマークがある。見つけたMacの出先機関、サービスステーションだ。全然目立たず見落とすところだった。街中の店は単なる手先機関であった。早々iPodを持ち込み電池交換の交渉を試みる。可愛い店員が英語で対応してくれるも良くわかんない！何とか話が通じ電池交換の費用プラス少しの金で新品と交換するといっている様子。何でもいいから早くしろとOKを出す。数週間の後、修理完了の連絡は携帯のショートメールに届いた。無事iPodの新品が手に入った。

修理はこれだけでは終わらなかった。今度はMacBook Airの音声出力が故障か右側が聞こえない。同様にサービスステーションに持っていく。前回の店員もいるが別の可愛い店員（注：若い子はみんな可愛いのだ）が対応してくれる。一応症状が伝わり一週間預かるとのこと。シンガポールに送り修理するらしい。前回の店員も入り連絡先はどうする？タイ語は駄目！？等のやり取りをし、再びショートメールを送ってもらうこととした。一週間もせず無事修理完了！保証期間中で修理代は無料。製造番号からどこの国のどんな店で何時買ったかのデータがバンコクでも検索出来たようだ。へ～Macって世界中で保証してくれるんだ！と感激するも何故バンコクでMacばっかり修理なのか？

修理後・・・ネットの設定が変わったみたい！調子悪いがどうしよう。日本のMacに持ち込むしかないかな。

日本のラーメン２

あるオフィスビルで見つけた看板。「東京池袋で大繁盛」とのコピー。地元の池袋にこんなラーメン屋あったっけ？早々食べに行く。

餃子と味噌ラーメンを注文する。日本のラーメンが久々食べられると期待する。高級ショッピングモールにある店なので店員の教育はしっかりしている。おそらく日本人の躾だろう。期待した料理が届く・・・。あれ？間違えじゃない？と言うくらの代物。池袋では全体に勝ち残れないラーメン。池袋で大繁盛は誇大広告？何かの間違い？と思いつつラーメンをすするのであった。