はやま里物語日記

ここは葉山の、とある里。昔からの里の風景と慣習、これを守り育てる暮らしが脈々と流れています。

ライト式 脱穀機 牛若号

2011-07-24 | 里の風景

脱穀機入荷?とはいっても、足踏み式のものです。近くの古い旧農家から手に入れたもので機械には、埼玉県深谷町、新島製作所製ライト式「牛若号」とあります。かなり錆びてはいるものの手入れをすれば使えます。秋の稲の収穫時には現役復帰?

 

    

    

 足で踏みながらドラムを回し、そこに稲・麦を入れモミにするもので、昭和30年代には里でも普通に使われていました。現在でも全国で色々な型のものがまだ使われている様です。

*脱穀機は、明治43(1910)、山口県の福永章一が国産第一号の足踏み脱穀機を発明しています。

 


三浦半島断層群

2011-07-22 | トッピクス

7月11日、文部科学省地震調査推進本部が活断層調査結果として「三浦半島断層群」で地震発生確率が高まったとの見解を示しました。確立がどの程度高まったかは今回の手法では算定できないとしています。葉山町HPのお知らせにも「活断層について」が掲載されています。こちらから、活断層の大まかな位置が確認できます。この里の直下に活断層はありませんが、これを機会に意識をもう一度見直す時かもしれません。

  ・葉山町ホームページお知らせ「活断層について」:http://www.town.hayama.lg.jp/info/110719_info.pdf

  ・神奈川県内の活断層の大まかな位置:http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/f5152/

    三浦半島の活断層の位置がわかります。

  ・神奈川県による地震想定調査結果マップ:http://www2.wagamachi-guide.com/pref-kanagawa/

    住所を入力すると震度分布図などをみることができます。

 

 

 


「きんもくせい 久里浜」のみなさん

2011-07-03 | トッピクス

少し古い情報になってしまいましたが、5月25日、久里浜で郷土の良さや、自然のすばらしさ、大切さを子供達に伝えようと活動されている「きんもくせい 久里浜」と言うグループの方々が里を訪ねてこられました。地域は違えど同じ様な活動を地道にされています。

特に木版画のカレンダーは素晴らしので是非ご覧ください。来年のカレンダーにはこの里が載るかな?

 *里を紹介して戴いたブログ: http://www.geocities.jp/nishioncecaldas/newpage85.html


宅地造成その2 昔と今

2011-07-01 | トッピクス

                      

里の東側の宅地造成二期工事がはじまった。大きな木もあっと言う間に無くなり二週間もすれば景色が変わる。一期工事分と合わせ11区画となる予定。50年程前はサツマイモ畑が広がり横では暗くなるまで子供達が野球をやり。。。そして休耕の後、茅が生い茂り、再び耕作が始まり今を迎える。ここから50メートルも登れば棚田が広がりホタルが出る。これも時代の流れ、もう元には戻れない。

今回宅地造成された場所は、昭和46年の調査で「土師質土器(はじしつどき)」「常滑焼の陶器片」「古銭(大観通宝1107年鋳造」が発見されており、里の名主の館の墓地か(鎌倉時代)?とも言われているが定かではない。

 「忍ぶれど 色に出にけり 我が恋は 物やおもふと人の問ふまで」 平 兼盛   *里にゆかりある歌人の歌