自慢話で恐縮です。私が経営するショウワスポーツの製品で「ネットdeポン」
という練習器具が人気です。キックの基礎練習を目的としたものですが、
7機種ある中で「ネットdeポン Type1 可動式」がとくに注目されています。
この製品、ネット面に大小５つの円と数字が描かれています。その目標に向けて
ボールをキックすることで蹴る基礎練習になります。一時、TVのバラエティ番組
で話題を呼んだ「キックターゲット」の要素がありますので、楽しく練習できると
サッカー少年にも人気を呼んでいるのです。
このほど、このキック練習機を採用いただいているSフットボールクラブの監督さん
からこのようなメールをいただきましたので紹介させていただきます。
「以前の物より軽量になり、持ち運びがしやすく、セッティングも容易になり、
とても使いやすいです。以前から子どもの目を引き、勝手に遊びだす器具でしたが
持ち運びが重いのとセッティングに少し時間がかかるのが使う側のマイナスポイント
でした。しかし今ではマイナスポントがなくなり、とても良い物だと感心しました」。
ミズノの連結子会社であるセノーさんが、「逆上がり練習器」を
開発しました。7月29日から発売されるそうです。
私が経営する昌和機械工業所（ショウワスポーツ）では、
7年前の2009年9月から逆上がり練習用の「逆上がり感覚鉄棒」
を発売し好評をいただいています。両社の製品は設計、使い方、
価格などでいろいろ違いがありますが、ひとつだけ似ている点が
あります。それは、両社の製品とも、大学の専門家が開発に
関わっておられること。
当社（ショウワスポーツ）は岡山大学大学院教育学研究科幼児教育
講座の梶谷信之教授、セノーさんは富山大学人間発達科学部の
佐伯聡史准教授です。
逆上がりができないお子さんは多いです。これらの製品を活用して
逆上がりをマスターしてほしいものと思います。
6月25日の日経夕刊で、「向学心に燃える６６歳高校生」という
記事を読みました。66歳といえば私より６つ年下ですがほぼ
同年代です。
「昼間は福祉施設で調理人として働き、夜間に高校で学ぶ。
朝３時に起き７時まで机に向かう勉強漬けの毎日」とあります。
自らが努力し、社会貢献もしています。
私も、今でもお世話になっているスポーツの世界で、何かの
かたちで貢献したいものと考えています。
