徒然にふる里を語る

 一市井の徒として、生まれ育った「ふる里」嬬恋村への思いをつづります。

記憶

2010-06-12 10:18:34 | Weblog
 真夏のような日差しが降り注いでいる。気温表示板が早くも22度まで上がっている。今日は母親の3回忌で墓参りをする。菩提寺まで卒塔婆を取りに行ってきた。11時までには兄弟姉妹が集まることになっている。早いもので母が亡くなって丸3年になる。日常の生活に追われて、記憶も日々疎くなったいくのだが、息を引き取ったという連絡を受けた、その瞬間だけは鮮明に残っている。

冬を前橋で越すつもりで出かけ、4月末、嬬恋に戻る数日前に発熱し入院した。療養の結果、何とか隣町までは帰ってきたのだが、そこで脳梗塞を併発し、家に戻ることは出来なかった。家での介護も覚悟していたのだが、私には無理だと思ったのだろう、手を煩わせることも無く、逝ってしまった。選挙の結果は知らせたのだが、理解できたかどうかは解からない。

昨夜、行政視察から帰宅したのは午後9時半。夕食が長引き、大分遅くなった。東京電力「神流川発電所」は2回目である。先ず感じたのは、日本の技術の高さだ。電力会社だけでなく、戦艦大和クラスの地下発電をつくる施工技術は、感心するばかりだ。

弟が来た。