(俊)のねぼすけblog

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木更津駐屯地航空祭に行ってきました・その2

2011-10-16 22:45:02 | 日記

木更津駐屯地に行ってきたときの記録、「その2」です。

「ヘリコプター基地だから大して種類はないだろう」という当初の予想を思いっきり覆してくれたため、写真の点数が増えてしまいました。その為、ページを分割した構成となりました。前回のエントリを見ていない方は併せてご覧ください。

というわけで、早速写真の紹介に移りたいと思います。

AH-64D, 霞ヶ浦駐屯地・航空学校 右の写真は、下総基地祭にも展開していた、霞ヶ浦駐屯地の陸上自衛隊航空学校霞ヶ浦校に配備されているAH-64Dアパッチ。前日の下総に来ていたので、おそらく木更津にも…と思ったら案の定でした。

飛行展示があるかも、と期待したんですが、それはありませんでした。少々残念。

AH-1Sと比べると非常に無骨な機体なんですが、よくよく見るとエンジンをはじめとしていろいろなところで冗長構成を取っていることが判ります。初期型のAH-64Aは湾岸戦争でその高い性能や生存性を実証しましたが、見ているだけでもそれが感じられるように思うのは気のせいでしょうか?(笑)

この機体、あまりにも高額なため、当初よりも大幅に少ない、13機しか調達されない予定です。たった13機で何ができるんだ、という気がしますね。その3倍ほどもあれば結構な戦力だとは思うんですが。

陸上自衛隊の装備は世界の同等品と比べて「高額」かそうでなければ「時代遅れ」なものが多いことがマニアの中でも知られていますが、これはその「高額」という点で典型的な製品です。もう少し賢く買い物しろ~>防衛省&陸上自衛隊

UH-1J,立川駐屯地 左の写真は立川駐屯地から飛来したUH-1J。陸上自衛隊のヘリコプターとしては数少ない外来機です。大抵の機体は木更津内にありますから、当たり前と言えば当たり前ですね。

立川駐屯地からだと帰りがかなり楽になるので、帰りに乗せていってくれないかな…と思いつつ訊いてみたんですが、やはりダメでした(笑)。でも帰宅時間が1時間は短縮できるので、可能なら便乗させてほしいってのは大まじめだったりします(ヲイ

余談ですが立川駐屯地も10月23日に一般公開が行われる予定です。行きたいけどいけるかな?

UH-60JA, 木更津駐屯地 UH-1の代わりに主力汎用ヘリになるはず……だったUH-60JAブラックホーク。高価なため十分な数をそろえられず、木更津にも4機しか配備されていないそうです。写真はそのうちの1機。ドアガンとしてM2重機関銃(口径12.7mm)とMinimi機関銃(口径5.56)が搭載されています(Minimiは両舷に搭載)。

実際にドアガンを使った訓練展示もあったんですが、M2はさすがに音が大きいものの発射速度はあまり高くないように思われました。Minimiは…発射したかどうか判りませんでした(汗)。というのも、ヘリコプターの「バタバタ」というローター音が非常に大きく、ちょっとした音ではかき消されている可能性があるためです。逆に言えばそれだけM2の音は大きい、ってことでもありますね。

OH-6D こちらの写真はOH-6D観測ヘリコプター。小さいヘリコプターで、4人乗れば満席です。

今回は展示に辺り、両側のドアを全部外していました。この形で空飛ぶと気持ちよさそうですが、さすがにそういうことはないようです(笑)

DHC-8-315, 海上保安庁羽田航空基地 こちらの写真は海上保安庁の羽田航空基地から飛来した、ボンバルディア DHC-8-315 「みずなぎ」号です。機首の先端が下側に偏っているのでちょっと愛嬌のある顔になってます。ボーイング787も先端を下寄りにしているので最近の流行なのかな? おそらくは胴体部分での揚力発生を目論んでいるんだと思います。

写真では見えにくいですが、胴体上に捜索レーダー、機首の操縦席の下のあたりにFLIRを搭載しており、船舶の捜索や救難に使用するとのこと。ただ、保安庁職員の方に訊いたところだと、後続時間が6時間程度とやや短く、使いにくいところがあるとのことでした。ま、たしかに1分1秒を争うような捜索任務だと、6時間やそこらで戻らなければならないのは痛いかも(「現場」までの往復時間も6時間にカウントされることに注意)。普段は東京近海でパトロールをしているそうです。

U-4,入間基地 なんか見覚えのある機体だなぁ、と思ったら入間の航空祭で何度も見たことのあるU-4でした。っていうか第2輸送航空隊の所属機なのでまさに入間から来た機体です。

近くに乗員の方がいたので話を聞いてみたところ、木更津は1,800mの滑走路があるため、U-4でも離着陸可能だそうです。ちなみにU-4は約1,500mあれば運用できる模様。ヘリコプターの基地になぜ固定翼機が? と思いましたが、どうやら木更津駐屯地自体が少々大きめの基地だったようです。

C-1,入間基地 U-4が来ているならC-1も、というわけではないでしょうが、U-4と同じく第2輸送航空隊所属のC-1もしっかり来ていました。とはいえ、機体の周りにはほとんど誰もおらず……みなさん訓練展示場の周りに鈴なりになってました。そんな魅力ないかね?>C-1。 古い割にそれなりにいい機体だと思うんだけど。

隊員の方達もあまりに閑だったのか、操縦席を限定公開してました。どう限定してたかってーとちびっ子オンリーの公開ですね。子供がいてもおかしくない歳の私は当然のように断られました(苦笑)。

なお、航空祭終了後かなり早いタイミングで帰投していましたが、その際は鬱憤を晴らすかのような短距離離陸&急上昇を見せておりました。相変わらず無駄に運動性がいい機体です(ほめ言葉)。

YS-11M,厚木基地 こちらは海上自衛隊厚木基地から飛来した、第61航空隊のYS-11M。写真では見えにくいですが、機体後部の貨物ドアを全開にしています。

下総基地では展示されていなかったYS-11を陸上自衛隊の駐屯地で見るってのもなんか変な感じがします。

LC-90,厚木基地 こちらは周りに人がいなかったので詳しいところは聞けませんでしたが、尾翼の番号から見て同じく第61航空隊のLC-90。訓練展示領域の近くに駐機していたため、周りには結構な人だかり…でしたがだれもLC-90は見てませんでした(苦笑)。
T-400,美保基地 美保基地は第41教育飛行隊所属のT-400。普段あまり見ることが無い機体ですが、航空祭などではよく見かけます。なんとなく海上自衛隊機のように錯覚してしまうのはなぜだろう?
T-7,静浜基地 静浜基地から飛来したと思われる、第11飛行教育団のT-7。レシプロ機に見えますがれっきとしたターボプロップ機です(エンジン音はタービンエンジンのそれ)。

海上自衛隊のT-3もそうですが、ターボプロップ機なのに排気口がこれだけ小さいと言うことはやはりエンジン自体が小さいんでしょうかね? 一度中をのぞいてみたい気もします。

U-125,入間基地 これも見慣れた機体ですね。派手なカラーリングのおかげで所属がすぐに判ります(笑)。入間基地は飛行点検隊所属のU-125。11月3日の入間航空祭では毎年展示飛行を見せてくれます。が、ここでは地上展示のみ。結構好きな機体なんだけどなぁ。

と、ここまで書いてきたところでまたかなり長くなってしまったことに気付きました…… orz
しょうがないので「その3」に続きます。



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