Cosmos Factory

地方は終焉を迎え、無秩序な空間は途方もなく宇宙まで続く。

上伊那らしさ

2017-06-12 23:50:36 | つぶやき

 以前からお世話になっている方に依頼されて、4月から『伊那路』(上伊那郷土研究会)へ写真をメインで解説を添えた1ページの記事を連載することになった。解説は600字程度と少ないので、結果的には写真にインパクトがないとつまらない読み物になってしまう。とはいえ、「民俗」をテーマにしているから何でも良いというわけではない。もちろん「民俗」は広範だからいろいろなものを紹介できると思っていたが、これがけっこうきつい。まだ3回書いただけだが、思ったようにいかない。かつて祭りを対象に同じような記事が連載されたこともあって、できるなら同じものを対象にしないようにと思うのだが、インパクトのあるものというと、どうしても同じような祭りを対象にせざるを得ないし、解説分量が少ないから内容も同じようなものになりがちだ。とりわけ「上伊那らしさ」の出るものをと思うのだが、それでいてなるべく新しい写真で、ということなので普段の行動にも影響する。そもそも上伊那で生まれたのに、上伊那のものをあまり扱ってこなかった。

 ちょうどこの春から伊那に転勤して調べやすくなった、と思っていたが仕事が忙しくてよそ見をしている間がなかなかとれない。民俗が広範なだけ、失われていくもの、たとえば個々の年中行事などに触れたいと思うが、下伊那と違って、やはり特徴的なものの情報がなかなか入ってこない。それは行事の類でも同じで、地域の新聞を見渡しても、明らかに下伊那(飯田)と上伊那(伊那)は雰囲気が違う。あらためて地域紙に地域差(地域意識)が見て取れるような気がする。そして伊那にはふつうの目(飯田的な)で見ているといろいろ見えてこない。裏を返せば、視線をいつもと違うところに向けないといけないというわけだ。見えにくいが、上伊那らしいものはたくさんある、そうわたしは思っている。

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