Cosmos Factory

地方は終焉を迎え、無秩序な空間は途方もなく宇宙まで続く。

自治会のその後

2017-04-16 23:47:06 | ひとから学ぶ

 自治会の役員会があった。年度始めの総会を前に、役員会に総会の議題とその内容を説明し承認を得るというものなんだろうが、この役員会がいるのかどうかはさておき、自治会費に対する制度改正に向けた提案があった。「自治会費」についてはこれまでにも何度となく触れてきたので、いまさら過去を紐解くこともないが、ようやくこうした提案がされたことに安堵する。いつかはこうした動きが出てしかるべきと思っていたし、きっと今度の役員の方たちは、と少し期待もしていた。もちろん役員会に出席している自分も役員の一人ではあるが、ただの組長の一人。意見はすることはできても、わたしが行動を起こすにはたった1年の任期ではどうにもならない。主だった方たちが腰を上げてくれるのを期待していたわけだ。

 というものの、今年それを検討していくということになったとして、なかなか難しいことが多いだろう。妻の実家は父母が年老いて暮らしていたが、後継ぎが同居していなかったから、ふつうなら高齢者世帯としてつきあいは難しくなる。ところが義弟は村外ではあったが、車で15分ほどのところに住んでいたから、つきあいは義弟が行った。もちろん組長も担ったし、冠婚葬祭もふつう暮らしている人たちと同じようにつき合った。それどころか、地域に暮らしていないのに公民館長までこなした。地域がその世帯をどう捉えるか、にもよるが、もちろん本人がどうつき合うかにもよる。最近は同じ地域にあって、居を別にしている家族も少なくない。ふつうは一つの世帯として扱われ、例えば隣組にあっても、自治会にあっても、勘定する際には1戸として数えられる。これが正しいかどうかというところも、前例の同居しないケースと絡めると厄介な意見が発生して当然だ。同居していない子どもが近在にいるのなら、自治会のつき合いをするケースもあるだろうし、逆にすぐ近くにいても高齢者世帯だからと免除を願うケースだってあろう。したがってその家の判断が難しい。提案にも「高齢者世帯の自治会からの脱退が目に付くように…」という具合に、主旨はそうした世帯をただ「抜けたからつき合わない」では良くないだろう、という切実な問題からくるもの。よりよい、そして不公平のない制度を築くのは容易ではないはず。そもそも一律に自治会費と一緒に徴収している公民館費に至っては、自治会とは別組織だからといって黙視するわけにはいかないはず。

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