Cosmos Factory

地方は終焉を迎え、無秩序な空間は途方もなく宇宙まで続く。

佐久間ダム

2017-07-24 23:53:55 | つぶやき

 かつて平岡ダムのことについて触れた。高校時代に学校で手に入れた資料の中に、平岡ダムの設計図のようなものが入っていた。「平岡ダムから」に掲載した写真は平岡ダム建設時のものと想定していたが、もしかしたらそうではないかもしれない。というのも同じ資料に紛れていた図が、平岡ダムから直線で21キロほど天竜川を南下したところにある佐久間ダムのものだったからである。平岡ダムよりは竣工年にして5年ほど遅いだけの佐久間ダムであるが、実際に工事を開始した年月は15年近く佐久間ダムが遅い。ようは佐久間ダムはたった3年ほどで完成したという驚くべき仕事だった。平岡ダムの図と一緒に保管していたので、てっきり平岡ダムの図と思い込んでいたが、よくよく見てみると方位が示しているのはダムの上流側が北。ようは天竜川がほぼ北から南に流れているとすれば、ダムは北に面して川をせき止めている形。普通じゃないかと思うかもしれないが、平岡ダムは天竜川が蛇行して流れ東西に流れを変えている場所に設置されている。周囲は山に囲まれているから間違えやすいが、方位と比べてみると明らかに平岡ダムではない。ということで図に示されている等高線を読み取ると、ダム下は標高150メートルほど。天竜川で標高150メートルあたりにあるダムは佐久間ダムしかない。

 佐久間ダムの堤高は155.5メートルあるという。ダム下が標高150メートルとしたら、堤上は標高300メートルを越えるというわけだ。佐久間ダムが作ったダム湖を佐久間湖という。この佐久間湖の影響は県境を越えて下伊那郡天龍村にまで及んでいる。そもそも平岡ダムとは高さで10から20メートル程度違うだけ。親子ダムのようなものなのだ。ここにその図を紹介しよう。縮尺2千分の1という図は、B4で2枚分ほどの横長のもの。2色刷である。

 

 

『長野県』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« 緩い会社に感謝する | トップ | もう一度平岡ダム »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

つぶやき」カテゴリの最新記事