Cosmos Factory

地方は終焉を迎え、無秩序な空間は途方もなく宇宙まで続く。

占用物件

2017-06-21 23:55:56 | つぶやき

 駐車場から会社まで10分ほど歩くのだが、同僚がその途中の歩道を歩いていたら道路反射鏡に頭をぶつけて痛い目にあったという話をされた。聞くと今回が初めてではなく2度目だと。「みんな邪魔だと思っているよね」、そう同僚は言うが、わたしにはちっともそれが浮かばない(どこにそんな物があっただろう、と)。同僚にしてみれば初めてではなかったから、ふだんから「邪魔だ」と思っていたのに、またまたぶつけてしまったからよけいに自分にも腹がたっだろう。注意していたのに再び同じことを繰り返してしまった時の落ち込みは、みなご存じの通り。そもそも公道にある道路反射鏡だから、こういう場合設置している市の責任だろう、そう思うのだが、そのぶつかった反射鏡にはこの地域でもよく知られた会社の所有物のような表示がしてあったという。ところがどうみても交差点に立っているから道路のもの。実はT字路だったこともあって、反射鏡はポストに二つ設置してある。ようは出てきた道から左右が見えるように。そして問題の反射鏡はその二つの反射鏡の下に一つつけられている。どうもそのT字路の脇にある会社から出る際に見やすいように、道路反射鏡のポストを利用してつけられたよう。こういう場合公の物に取り付けているからいわゆる「占用」物となる。果たして占用許可がされているものなのかどうか。そもそも歩く人の頭にあたるような場所に占用を許したとなれば、市の管理責任でもある。

 ということで落ち込みの激しかった同僚は、明示されていた会社に苦情のメールをすることに。記述は優しくしたという同僚だが、本当はこころ重たい声だったに違いない。

 あらためてその話を聞いた後、その反射鏡を意識して駐車場まで向かうと、確かに頭上に、というか眼前に飛び出るように設置された反射鏡があった。まったく今まで気がつかなかった。実際に頭でもぶつけて「痛い目にあってみないと解らない」そんな感じだ。おそらく今までも視界に入っていたのに、無意識のうちに通り過ぎていたのだろう。いかにふだん「ボーッ」としているかの証明だ。そもそも上についている道路反射鏡も、通常より低い位置に設置されている。背の高い人なら、その反射鏡に頭をぶつけても不思議ではない。それより低い位置に問題の反射鏡はあるのだから、ここを歩く多くの人が「邪魔だなー」と思っている、あるいは同僚同様に頭をぶつけた人は数知れない、のかもしれない。

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