Cosmos Factory

地方は終焉を迎え、無秩序な空間は途方もなく宇宙まで続く。

もうひとつの「見事な〝畔〟」

2017-08-23 23:01:14 | 農村環境

 先日「見事な〝畔〟」を記した。正直言って、飯島町の中をあちこち回っても、雑草が伸び放題の畦を見ることはほとんどない。北隣の駒ヶ根市も幹線道路の付近では、ます見ることはない。さらに北隣の宮田村あたりまでやってくると、伸び放題とまではいかなくとも、そこそこ伸びている畔を、時おりみることはあるし、「見事な〝畔〟」で触れたような畔を見ることは希となる。同様な光景は伊那市まで続くが、西天のエリアに入ると、ちょっと様子が変わってくる。

 今日も伊那市以北のある現場に出向いたが、水路際の畔を歩くにも容易ではないほど、草丈が伸びているような水田が珍しくない。水路を草が覆ってしまっていて、どこに水路があるのかわからないような場所も…。すると水が畔の上を流れている場所が。よく見てみると水路に上流で刈った草なのか、それともゴミなのかは定かではないが、塞いでしまって流れてきた水が溢れているのである。周囲の畔に足を置くとぬかってしまうほどだから、しばらく前から溢れているよう。塞いでいるものをどけてやると、元通り溢れることなく水はすんなりと流れるようになった。周囲に最近草刈をしたような水田はなく、すでに数週間この状態だったのかもしれない。見れば周囲の水田の畔は、どこも草が伸びほうだい。とりわけいけないのは、営農組織が請け負っているような水田。中には草丈が1メートル以上になっている畔もあり、それも密集しているから見事なもの。「見事な〝畔〟」でも触れた通り、地主ではない人(法人)に預けた水田の畔は、もはや管理されているとはとうてい思えないような空間を作り上げる。

 前述したように知らずに溢れているような水路の肩は軟弱化し、水路そのものを脆弱化させ、これが続くと二次製品だから目地がずれて漏水が始まる。そもそも草刈りの管理がされないということはいろいろな面で問題を発することになる。とはいえ、この問題はそれほど認識されていない。

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