Cosmos Factory

地方は終焉を迎え、無秩序な空間は途方もなく宇宙まで続く。

盆明けの草刈

2017-08-19 23:30:19 | つぶやき

 盆前に刈った畦草が、すでにだいぶ伸びている。盆の機会に里帰りした息子が草刈をしている家もあったが、いまどきは盆に働くのをはばかるような時代ではない。かつてなら土建業といえば必ず盆正月は休んだものだが、近ごろは建設系でも部署によっては働いている人たちがいないわけではない。

 盆前から草丈が伸びて、気になっていた道端の草を刈った。例のごとく畦が大きく、急斜面ということもあって厄介な空間のひとつ。近ごろは紐で草を刈ることが多いが、どうしても絡まる草がある。丈が短い間は良いのだが、1メートルほどに伸びるとすぐに絡まる草だ。植物名ははっきりしないが、カラムシに似ている。茎がそこそこ太くなって、それでいてかなり水分を茎に満たしているようで、その水分量が絡みやすくしていると思われる。仕方なく丈の長いものは鋸刃に変えて刈ることに。

 畦草はまだしも、このところの天候のせいか休耕している田んぼの草が意外に伸びている。畦の草を刈り終えたらその畦の上の田んぼの草をと考えていたものの、紐なら簡単に刈れるだろうと思っていたら大間違い。50センチ以上に伸びている田んぼの草は容易ではない。肥えているせいか密集度が違う。畦草の方が高いのに、畦草の丈をとっくに越えている。紐でも刈れないことはないが、いつもなら「早い」と思う紐式がそう感じない。これでは燃料を食うばかりと思い、鋸刃に変えて刈ることに。昨秋も今春も起こさなかったため、比較的平らな面に伸びている草を一斉に刈るのなら、鋸刃の方が早いし、燃料消費も少ない。

 この田んぼは畦が高いこともあるが、数年前に畦畔が崩れたままになっている。水張りまで崩れが到達していなかったため、災害復旧に至らなかった。水張りまで畦が崩れないとダメだというが、こんな高い畦が、そもそも水張りまで崩れたらおおごとだ。それでなくとも畦の傾斜がきついからこのまま水を浸ければ崩落面に水が染み出てしまうから、畦を内側に避けてその後は耕作していた。死に体であると思うのだがお役人は認めてくれない、というわけだ。そんな状況だから休耕している、というわけでもなく、以前から触れているように、水管理を行うにあたって周囲の人たちとの軋轢があって耕作しにくいというのが大きな理由だ。休講していても草だらけだと「耕作していない」と役人は言うが、休耕するにもそれなりの理由があること。とりわけ今の時代では家族に介護者が出れば、休耕せざるをえなくなることだってある。いきなり誰かに耕作してもらうというわけにもいかないし、未整備の田んぼなら借り手もいないし、自分が「今年は作りたい」と思ってすぐに返してくれるとは限らない。言うがやすしで、「自分で耕作してみろ」、そう内心吐くことが多い。

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