お世話になります。僭越ながら今回「わたしとインプロ」というお題目で文章を書きました、真野絵里です。
私がインプロの稽古なり本番なりで一番肝に命じていることは、
その時の衝動に素直になること、というか、身を委ねること。委ねちゃうこと。
今、思ったことや、今、身体が動く方向に素直に進むこと。進んでみちゃうこと。
台詞がある舞台に立つ時とは勝手が違いますが、双方に深く関係していることだという実感があります。
ただ、私の中では、インプロの現場はトランク企画であり、それ以外を知りません。
素直に身を委ねるということは、決して解放的とは言えない自分の性格からして簡単ではありません。
なんとかそのことに挑戦できているのは、トランク企画の現場にいてくれている人達のおかげかもしれないとも思っています。
あと年齢もあるかもしれません。歳を重ね、子供を産み、何か若い頃のがんじがらめだった時とは全く違う感覚が、今はあります。
良い意味での、自分に対する、「まあええか」、が形成されてきたように感じます。
若い頃にはなかったこの感覚。ほんまに大事にしたいと思っています。インプロの現場だけでなく。そしてインプロの現場でも。
そういう感覚と真正面から取り組ませてくれた、考えさせてくれた、インプロさん。トランク企画さん。
ありがとうございます。
あと、私にとって、一番大事なことは、舞台に立ってお客様に見ていただいている以上、これは見せ物だということ。これはどの舞台でも一緒のこと。で、ございます。
その上で、どれだけ、身を委ねて表現できるか。
これからも葛藤しながら挑み続けていきたいと思っています。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
真野絵里
大学入学と同時に演劇活動を始める。以降、ニットキャップシアター、劇団衛星、ヨーロッパ企画、劇団飛び道具、トリコ・A、ナントカ世代、南船北馬、ユニット美人、ワンダリングパーティー、など、京都を拠点に多数の劇団・ユニットの作品に俳優として参加。
舞台以外では、映像やラジオCM等にも出演。
近年は自身で企画する「マノキカク」での一人芝居をはじめ、落語、朗読、と活動は多岐に渡る。
中野劇団には、2007年の第7回公演「不埒」から参加。2008年より劇団メンバーとなる。
第12回公演「10分間2010」聖子役で、2010年度下半期「関西BestAct」役者部門第三位に選ばれた。
ブログ 「まののま日記」 <http://manoeri.exblog.jp/>
私がインプロの稽古なり本番なりで一番肝に命じていることは、
その時の衝動に素直になること、というか、身を委ねること。委ねちゃうこと。
今、思ったことや、今、身体が動く方向に素直に進むこと。進んでみちゃうこと。
台詞がある舞台に立つ時とは勝手が違いますが、双方に深く関係していることだという実感があります。
ただ、私の中では、インプロの現場はトランク企画であり、それ以外を知りません。
素直に身を委ねるということは、決して解放的とは言えない自分の性格からして簡単ではありません。
なんとかそのことに挑戦できているのは、トランク企画の現場にいてくれている人達のおかげかもしれないとも思っています。
あと年齢もあるかもしれません。歳を重ね、子供を産み、何か若い頃のがんじがらめだった時とは全く違う感覚が、今はあります。
良い意味での、自分に対する、「まあええか」、が形成されてきたように感じます。
若い頃にはなかったこの感覚。ほんまに大事にしたいと思っています。インプロの現場だけでなく。そしてインプロの現場でも。
そういう感覚と真正面から取り組ませてくれた、考えさせてくれた、インプロさん。トランク企画さん。
ありがとうございます。
あと、私にとって、一番大事なことは、舞台に立ってお客様に見ていただいている以上、これは見せ物だということ。これはどの舞台でも一緒のこと。で、ございます。
その上で、どれだけ、身を委ねて表現できるか。
これからも葛藤しながら挑み続けていきたいと思っています。
ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー
真野絵里
大学入学と同時に演劇活動を始める。以降、ニットキャップシアター、劇団衛星、ヨーロッパ企画、劇団飛び道具、トリコ・A、ナントカ世代、南船北馬、ユニット美人、ワンダリングパーティー、など、京都を拠点に多数の劇団・ユニットの作品に俳優として参加。
舞台以外では、映像やラジオCM等にも出演。
近年は自身で企画する「マノキカク」での一人芝居をはじめ、落語、朗読、と活動は多岐に渡る。
中野劇団には、2007年の第7回公演「不埒」から参加。2008年より劇団メンバーとなる。
第12回公演「10分間2010」聖子役で、2010年度下半期「関西BestAct」役者部門第三位に選ばれた。
ブログ 「まののま日記」 <http://manoeri.exblog.jp/>