夕食中に息子が 『 歯に魚がひっかかって痛い！ 』 と叫んだ。 とうやら、抜けそうでグラグラしている上の歯の歯茎に、鯖の皮がひっかかったらしい。
『 お父さん、前みたいに歯を抜いてよ。 』 と言う。 痛い思いをするくらいならいっそ父親に引っこ抜いてもらう方が良いのだそうだ。
『 お父さんはもう二度と君の歯を抜くのは嫌だよ。 』 と伝えると 『 抜いて抜いて！！ 』 と駄々をこねてきた。
あまりの懇願により覚悟を決めた矢先
『 あっ。 歯が抜けた！ 』
『 早く口から出しなさい。 』
『 ダメだよ。 だって口の中納豆だらけだもん・・・ 』
これで抜けた乳歯は６本。６本目も無事抜けたけど、納豆まみれと言うオチが付いた。
しかし、前歯二本が無い顔はとても間抜けだ。
これでしばらくフランスパンは焼けないな。。。
息子がすっかり元気になった。 あの高熱は何だったのだろうか？
やはり精神的な動揺から来たものだったのかな。 意外と感受性が強いからなぁ。
おじいちゃんの家で従弟とベイブレードで遊び、将棋を指して大きな声を張り上げ、すっかり楽しんでいたみたいだ。
午後ピアノの練習を１時間ほど見てあげた後、休憩を兼ねて庭でニラを摘んだ。
お義父さんのキャベツと回鍋肉にするのだ。
ニラを摘んでいると近所の友達が出てきて、それから寒風の中で遊ぶこと１時間。
治ったとは言え、息子はまだ病み上がりなので心配だったけど、まぁ久し振りに遊べてはしゃいでいたので大目に見てあげた。
もちろんその後は再び１時間に渡りピアノの練習だけど。
明日は元気に学校に行ければ良いね。
一昨日の夜、妻の祖母が天国へ旅立たれた。
昨夜はお通夜だったけど、風邪などの症状が全く出ないのに突然息子が高熱を出した為、妻だけが行った。
息子は何かを感じ取ったのだろうか。
昨日の午前中、息子は曾お祖母ちゃんに手紙を書いた。
天国の曾お祖母ちゃんに良い事が起きますようにと、友達と一緒に一生懸命四つ葉のクローバーを探してきたそうだ。
手紙とクローバーを直接棺に入れる事は出来なかったけど、息子の代わりにと、お義父さんが預かってくださった。
曾孫７人に見守られ、無事に曾お祖母ちゃんは天国へ旅立たれた。
安らかにお眠り下さい。
曾孫は責任持って立派に育てます。
どうぞ、お見守りください。
一昨日の土曜日。 妻が出勤だったので、息子を合気道教室に連れて行った。
待っている間、娘と二人っきりで久し振りのデート。 アーケードを抜け、善光寺
まで歩いた。
娘は前回よりもはるかに体力がついていた。 すたすた歩く。
すると娘の動きがピタッと止まった。 羊の椅子に興味をひかれたらしい。 確かに可愛い椅子だったね。
善光寺さんにお願いを済ませ、息子と合流。 息子も久し振りの合気道を楽しんできたそうだ。
午後は昨日焼いた 『 あご丈夫スポンジケーキ 』 に息子がデコレーショ
ンをしてくれた。 クリームを塗ったところに、デコペンでお祖母ちゃんの顔を描く。 『 やり直しはきかないぞ！ 一発勝負だ！！ 』 と脅したせいか、とても慎重な動きだった。
刺身とケーキと朝食用の食パン持参で実家にＧＯ！
母の誕生日のお祝いなのに、食卓には子供達が大好きな唐揚げが並び、二人ともいつも以上に御飯をバクバクと平らげていた。
僕もそうだったけど、自宅以外で食べた時って、結構食べちゃうんだよね。 ボタ隊員の実家で何度か御飯を頂いたことがあったけど、結構お代わりしたもんなぁ。
父＋母＝１４４のロウソクに火を灯し、『 はっぴぃば～すで～ ば～ちゃ～ん 』 を歌った後ケーキを頂いた。
食べた母の感想。 『 ぺったんこだけど、ちゃんとケーキの味がするね。 』 そりゃぁ、いくらぺったんこでも材料は同じだからな。
でも、息子が焼いて孫がデコレーションしたケーキはとても美味しかったそうだ。
そして 『 料理なんてろくに出来なかったあんたが、なんでこうなっちゃったの？ 』 と首をひねっていた。 僕にも良く分かりません。
娘は父とずーっと遊んでいたけど、父があんなに笑ったのを久し振りに見たような気がする。
『 父さんあんなにはしゃいで、夜泣きするんじゃないのか？ 』 と、母と冗談を言ったほど笑っていた。 やはり孫には特別なパワーがあるんだろうね。 祖父ちゃんメロメロだもんなぁ。
勿論父さんは何とも無かったけど、娘は夜中訳の分からない寝言を連発していました。
暖かった４月最後の日曜日。
庭では可愛い花と芽が日向ぼっこをしていた。
実家から帰宅した直後、丁度お義父さん達が畑の手入れをしに我が家の前を通過した。 もちろん子供達は畑にまっしぐら。
おじいちゃんの畑で遊んだ後は、近所の公園へ。
『 ドッジボール強くなりたい！ 』 と息子にお願いされたので、厳しい？特訓だ。
妹が妻のもとで自転車の練習に励んでいる間、兄は親父と特訓。
『 身体をひねって体重を前にかけて、体の中から出てきたその力を全部ボールに込めて投げるんだ！！ 』
『 お父さん分かったよ！！ 』
と言って投げてきたけど、そんな抽象的な言葉じゃ分からないよなぁ、自分で言っておいて何だけど。 武侠小説じゃないんだからさ。
でも４回に１回は結構痛い球が飛んできました。
まぁ、キャッチの方はまだまだかな ・ ・ ・
次の祝日にもういっちょ特訓するか！！
でも、突き指させないように気をつけなきゃ。。。
