ＰＭ2.5で脳幹も悪化

環境省はＰＭ2.5に関して２月25日から27日にかけて注意喚起を行いました。
福島県では26日にＰＭ2.5の濃度が高かったそうですが、福島県に隣接する白石市でも２月26日には近くの山々まで一日中霞んで見えましたので、宮城県でも相当高い濃度になったはずです。
２月26日に戸外でマスクをせずに長時間作業をしていたという2人の方が翌27日にいらっしゃいました。刺激性または有害ガスを吸入すると副鼻腔と気管の神経活動値が悪化しますが、この2人はさらに脳幹と肝臓の神経活動値も前回より大幅に悪化していました。
症例が少ないので断言はできませんが、ＰＭ2.5は呼吸器だけでなく、脳幹と肝臓にも影響を及ぼすことが感じられました。
ＰＭ2.5の濃度が高い日には外出しないのが一番ですが、避けられない場合には有効なマスクの使用をおすすめします。