人生の階段ー日々の詩に託してー

ある老婆の日々ーー

ナチスと日本

2015年07月26日 | 読書
老婆は

思うのです、

日本に

ナチスはいたかと。

軍国主義が

はびこり

言論の自由はなかった

暗い時代には

違いなかったし

国民は飢え

財閥は栄華を誇り

でも

ナチスはいたか



老婆は思うのです。

ヒットラーはいたか、

アウシュビッツは

あったか。

日本を

戦争に駆り立てたのは

帝国主義と言われるけれど

駆り立てられた

状況があったことを

学校で

先生たちは教える

べきではないでしょうか。

植民地という

西洋史の概念で

日本を

断罪するのは

ちょっと違うと

教えるべきでは

ないでしょうか。

ドイツの教育が

しっかり

ナチス犯罪を

教えているのと同様

日本は

戦争に至った経由を

そして

巧みな「外交」が

いかに大切かを

教える

べきではないでしょうか。

そう、「外交」です。

アメリカの犬になったと

自虐的に言う前に

先生たちは

感情的にならずに

しっかりと

国際外交や

国連での

屈辱的な日本の位置を

教える

べきではないでしょうか。



この酷暑のなかで

近づく

「敗戦」ーー終戦ではなくーー

の日を前に

老婆は

考えています・・・