路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

人はなぜだまされるのか 石川幹人

2017年05月18日 | 駄文
人はなぜだまされるのか(著者石川幹人)読んだ。同じようなタイトルの本おおすぎ。

結構面白かった。すぐ忘れそうだから一つだけでも覚えておこう。

エール大学のホブランド氏らの実験で、実験参加者らに開発された新薬すぐに使用できるようにすべきだ、という記事を読ませた。
このとき実験参加者グループAには学術誌のような権威ある「信頼性の高い本」を情報源として読ませ、
グループBには大衆雑誌のような「信頼性の低い本」を情報源として読ませた。
記事内容に賛同するか調べると、実験直後は当然グループAで同調度合いが高く、グループBで低かった。
しかし、一か月後に再び同調度合いを調査するとグループAの度合いは低下しグループBは上昇することで両者にほとんど差は認められなかった。
両グループは情報は記憶していてもその情報源の信頼度に関しては忘れてしまう傾向にあった。

研究の考察としては信頼性が高かろうが低かろうが一度覚えた情報は同じように記憶されがちだから、
最初から信頼性の低い情報は覚えるべきではない、という話だった。

人間は情報は記憶するのは得意だけど、情報源を覚えるのは苦手だとも書いてあった。
なるほどなぁ。

この性質と関連して、有害な言動を繰り返す人間がいると、その言動ではなく、その人間自体を集団から排除する、関係を断つ傾向があるとのこと。
なんか怖いな。
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