路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

妖怪手品の時代の覚書

2017年05月12日 | ちょっといい話
色々面白いことが書いてある本。
これは数字まで覚えておこうのメモ。

神仙戯術・・・
しんせんげじゅつ、と読む。しんせんぎじゅつって読んでたよ。元禄九年(1696年)の本。中国の本の和訳。
中国の原著は現在は存在しない。日本に来てよかったね。手品について書いてあることは半分くらいで、残り半分は薬学や虫よけ、といった感じの
実用本。しかし当時の中国では手品と薬学は近いジャンルの神秘的なものだったらしい。
内容はひょうたんが勝手に動く、作り物の魚が泳ぐといったもの。
おそらく日本で最初の手品の種明かし本。この本を皮切りに様々な手品本が世に出る。

そのころは識字率が上がっていった時代で、それに伴い日本の文化程度が上がっていった。マジックの種明かし、伝授本が受け入れられる
土壌があったということらしい。面白いのは種明かし問題は当時からあったということ。公演された演劇中をの手品の秘密が暴露本で明かされるというのが
元禄時代からあった。演者が怒鳴り込んできたこともあったのではないか、なんて「妖怪手品の時代」には書いてある。


THE DISCOVERIE OF WITCHCRAFT(妖術の開示)・・・
おそらく世界最古の手品本。1584年発行。魔女狩りに対して、不思議な現象は魔術によって起きるのではなく、タネ仕掛けがある
ということを明らかにするためにレジナルド・スコットさんが書いた。(魔女狩りは1566年に始まり1717年まで続いた)
当時のイギリスではかなり本気で魔術が存在すると信じられていた。妖術の開示も魔術の存在を否定したとして国王から非難された。
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