女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

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別れ、そしてまた会う日まで

2017-03-07 14:12:28 | Tanzania🇹🇿
2/5

3時半起床。

ダルエスサラーム行きのバスは朝5時に出発だが、4時半にバスターミナルに行かなければいけないらしいので、昨夜からほぼ寝ていない状態でホステルをチェックアウトした。


朝の4時のアルーシャは、真っ暗だ。
店の前にたむろする人が何人かおり、少し怖い…

タクシーを捕まえようか悩んだか、とりあえずバスターミナルに向かって歩くことにした。

道を歩いていると、前から同じようなザックを背負った黒人の青年が現れた。
目があったので、なんとなく挨拶をすると、


「どこに行くの?」

と、尋ねられた。

バスターミナルに行きたいが、道が暗くて怖いことを彼に話すと、彼は通りの反対側にいたバイクの青年に声をかけ、何やら話をしている。


「彼がバスターミナルまで連れて行くよ、乗って!」

バイクの青年はザックの青年の友人なんだろうか。
よくわからないが、とりあえず乗ることにした。


真っ暗なアルーシャの街を、バイクでひた走る。
疑いながらバイクに乗ったが、彼はきちんとバスターミナルに送り届けくれた。
(もちろんお金は支払ったが)


バスターミナルには既にバスが到着しており、スタッフにチケットを見せると、すぐにバスに乗車することができた。

少し高めのバスのせいか、車内はとても綺麗で他の乗客もどこか小綺麗な人達ばかりだった。


私の隣には、黒人の青年が座った。
彼はウガンダの出身で、アーティストらしい。
彼の歌を聞かせてもらうと、会話の声とかなり違っていてびっくりしてしまった。
会話の声はとても穏やかで優しい声なのに、歌声は力強く、全く別物だったのだ。

このことを彼に伝えると、彼は照れたように笑っていた。

彼はとても穏やかで話しやすく、親切だった。
いつか日本にも行ってみたい、と笑顔で話してくれた。


時間通りにバスは出発し、ダルエスサラームを目指す。

10時間超えのバスだったが、この頃には長時間のバスにはもうすっかり慣れていた。
10時間前後のバスなんて、早いもんだ。
24時間を超えると、ちょっと長いかな、と思うようになっていた。


バスは時折休憩を挟む。

キリマンジャロ付近でバスは30分ほどランチ休憩となった。

ここで再び山盛りポテトと焼肉乗せを頼む。



外で1人で食べていると、隣に黒人の女性が座った。
目鼻立ちがはっきりとした彼女はとても美しく、他愛もない会話をした。

「タンザニアはどう?」
「今度はいつタンザニアに来るの?」

バスの出発時間が迫り、バスに乗車する準備をしていると、彼女が


「Time is running!」

とおどけた感じで言ってきた。


時間か経つのは早い、といったところだろうか。
ネイティヴの表現は面白く、なかなか教科書では学べないことが多い。

外国にいると、いろんなことを学べる。
言葉のこと、文化のこと。

彼女は、

「またタンザニアに遊びに来てね!」

と笑顔で言ってバスに戻っていった。


バスは走り続け、ダルエスサラームに近づいてきた。
ダルエスサラームのバスターミナルに到着する頃には、すっかり日が落ち、周りは薄暗くなっていた。

バスターミナルは客引きに限らず、観光客を狙う輩も多い。
薄暗いバスターミナルを、前後にザックを背負いながら歩くのは、やはり緊張してしまう。
しばらく歩き、私は入り口付近で止まった。
ある人と待ち合わせをしているのだ。


しばらくし待ち人が息を切らして現れた。



リー!!!!!!!!




彼はバスターミナルから離れたホステルに泊まっているが、私が再びダルエスサラームに戻るので、わざわざバスターミナルに来てくれたのだ。
薄暗いバスターミナルで一人で待っていたので、彼の顔を見た瞬間は本当に安堵し、涙が出そうになった。(笑)


感動の再会を果たし、二人で夕飯を食べ私は彼にサファリの写真を見せながら自慢話をした。



夕飯を終え、私がホテルにチェックインするのを見届けると、彼はタクシーで帰っていった。

明日はついにタンザニアを離れる。


2/6

ホテルで簡単な朝食をとる。




今日は午後のフライトでタンザニアを出国する。

ホテルをチェックアウトしたところで、再びリーが来てくれた。
なんと彼は空港まで見送りに来てくれるらしいのだ。

ホテルのテラスから。





彼と軽めのランチをとり、バイタクで空港に向かうことにした。

彼はまだタンザニアに留まるため、今日でお別れとなる。

リーとはナミビアで出会い、20日近く一緒に旅を続けて来た。
パーさんがいなくなってからも彼は私と行動を共にしてくれ、側で守り続けてくれた。
リーがいなければ、私はアフリカの旅をすることが出来なかっただろう。


お互い言葉は違うし、考え方も違う。
喧嘩のように言い合いになったこともあった。

それでも共に旅を続け、色んな経験をしてきた。


ダルエスサラームの空港のゲートに到着し、いよいよお別れだ。


ここでリーは、こう言ってくれた。


「この旅であすみに出会えて良かった。君と一緒に旅が出来て、本当に楽しかった。パーさんも同じことを言っていたよ。」

お互いに泣かないでお別れをしようと話していたが、こんな言葉をかけられ、泣かないでいられるわけがない。


堪えきれず私が泣き出し、リーも涙を流していた。

入り口のスタッフは私たちの様子を見て、離れ離れになる夫婦と勘違いしたらしく、


「泣かないでよ〜、すぐにまた会えるんでしょ?」

と慰めてくれた。


涙をぬぐいまたの再会を約束し、私は空港に入った。


彼は私が奥に入るため、ずっと手を振って見送ってくれた。


大切な事を教えてくれたリー。
彼と出会えて、本当に良かった。



アフリカの思い出を振り返りつつ、飛行機に乗る。
次の目的地まで、トランジットも含めて57時間というかなりの長時間の移動だ。



飛行機が離陸し、機体はどんどんと高度を上げていく。
ダルエスサラームの街が小さくなり、雲の上に上がった。
たくさんの思い出をくれたアフリカ大陸。
たった一か月ほどしか回れなかったが、本当
に本当に来れて良かった。
いつかまた行けるのなら、今度はもっと滞在したい。



ダルエスサラームからまず向かうのは、ドバイだ。
飛行時間は5時間半。
初のエミレーツ航空だ。

エミレーツ航空は、機内食やサービスがいいらしく、旅好きの友人たちの間でも評判がいい。


席は3人がけの端っこだったが、他に乗客がいなかったので、のびのびと寝ることができた。





5時間半のフライトを経て、飛行機は夜の23時にドバイ国際空港に到着した。


ここではトランジットが8時間15分と長いが、深夜に外に出るわけにいかないので、空港内で時間を潰すことにした。



ドバイは裕福な国と聞いていたが、空港内はそれを納得させる装飾だった。
とにかくギラギラしていて、派手だ。
そしてなぜか中国人観光客がやたらと多くいた。








しばらく空港内を散策した後は、ラウンジで休むことにした。

本当にプライオリティパスを作っておいてよかった…


しばらく仮眠をとったり軽く食事をしたりして、飛行機の出発を待った。


そして翌朝の七時。
ようやく飛行機の出発だ。


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2 コメント

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Unknown (葉月)
2017-03-08 17:59:35
リーとのお別れのシーン泣けたわ笑
アフリカ章、かなりドラマチックだったね!
Unknown (あすみ)
2017-03-10 10:49:30
いやー、彼には本当にお世話になったからね…
思い出しても泣けるよ(つД`)

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