女一人で地球散歩

2016年11月6日よりスタート!!!本能のままに!地球散歩へ行ってきます:)

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言葉の本当の意味を知った日

2017-03-07 11:11:37 | Tanzania🇹🇿
2/4

爽やかな目覚めでテントから出る。


朝ごはんを食べ、準備をして車に乗り込む。

今日はサファリツアー最終日。
ンゴロンゴロで半日ゲームサファリだ。


出発してすぐに、山から朝日が昇って来た。
写真で見ると夕日のようだが、赤々と燃える太陽は美しく、迫力があった。
あんなにまん丸な朝日を見たのは久しぶりな気がする…





車は水を買うために、近くの商店へ向かった。
その帰りの道で、茂みの脇から突如巨大な何かが現れた。








象だった。





象は車の本当にすぐ近くの藪で草を食べていた。
近いってもんじゃない、象のまつ毛が見える程だ。



逆光のため、象の顔をカメラに収めることは出来なかった。
しかし大きな大きな身体、優しそうな瞳、力強く大地を踏みしめながら歩く後ろ姿を、じっくりと見ることが出来た。




ボツワナのチョベでは遠くからしか象を見ることが出来なかったので、あの距離の近さには驚いた。


車はンゴロンゴロへと向かって走り出す。

ンゴロンゴロは巨大なクレーターだ。
ガタガタ道を車はゆっくりと下ってゆく。

サボテンのような不思議な木が立っていた。
朝日に照らされ、なんとも絵になる光景…




ゆっくりゆっくりと下り、車はようやく下に到着した。
到着してすぐに、獲物を仕留めたらしい大型の猛禽類が。



ンゴロンゴロでは、セレンゲティであまり見れなかった大型の鳥類がいた。





ダチョウ!!!






ホオジロカンムリヅルまで!!!!!!




私はどちらかというと哺乳類より鳥類が好きなので、カホオジロンムリヅルを発見したときはかなりテンションが上がった。
ダチョウに関してはずっと動画を撮っていた。
ダチョウの雛は親鳥の足元をちょこちょこと走り回り、めちゃくちゃ可愛い。


あぁ~、来てよかった…♡



奥の奥の湿地帯には、たくさんの象がいた。
車では近づけない場所なことを彼らは知っているのだろうか。



本当にたくさんの象がいた。


ライオンもいた。


久しぶりのプンヴアさん。



そしてここは草食獣達の楽園だった。

ヌー、シマウマ、ガゼル等がめちゃくちゃたくさんいた。
この時期はヌーの出産シーズンらしく、至る所で生まれて数日のような赤ちゃんヌーがいた。












しばらく走り続けたころ、参加者たちがザワザワと騒ぎ出した。
双眼鏡を覗き込み、遠くを指差す。

訳がわからないまま、私も同じ方向を見ると、遥か彼方に、角を持った動物がいた。




サイだ。






鎧のような身体、丈夫な角。
サイは気性が荒いらしく、車に向かって突進してくることもあるらしい。

そんな彼らだが、乱獲の為に数が減っていると聞く。
角が漢方薬になる、ということで世界中のハンターから狙われているそうだ。



広大なンゴロンゴロの中をゆっくりと歩くサイ。




当たり前だが、動物達は野生の姿が1番美しいと思った。
ありのままの姿の彼らは美しく、力強かった。


その後、希望者達はマサイ族の村を訪問することができる。
もちろん有料だ。
私は興味がないので、村の外で待っていた。
最近はマサイ族の村へ訪問するツアーが多くてあるようだ。
そのため観光地化されている感じが否めない。
木の下で座ってボンヤリしていると、マサイ族の人たちが数人近づいて来た。

スワヒリ語でなく、英語を流暢に話す。

他愛もない会話のあとに、彼はブレスレットを取り出した。


「これ、手作りだよ。君にぴったりだよ!」

営業にきた…


日本人はカモと思われているのか、気づくと5、6人ほどに囲まれていた。



ちょうど細身のブレスレットが欲しかったので、取り巻きの内の1人がつけていたブレスレットが欲しいとお願いした。


「いいよ、25シリングだよ!」


25シリング?
日本円で2円にも満たない。
そんなに安くて良いのか?

硬貨を差し出すと、

「No, red one!!」

と言って彼はお札を指差した。
彼が指差したのは、10,000シリングのお札。
10,000シリング札は赤いのだ。



え、25シリングって、25,000シリングのこと!?



25,000シリング=約1300円



いやいやいやいや高過ぎるだろ



「高いよ!値段を勘違いしてた!買えない!!!」


必死に抵抗するが、5、6人の背の高いマサイ族の男性達に囲まれ、抵抗することができなくなり、泣く泣く25,000シリングを渡した。

帰りの途中で、キリンがいたため車を停めてみんなで眺めていると、マサイ族の少年が近づいてきた。


「写真を撮って!」


お願いされたので気分が良くなり、スマホと一眼レフと両方で撮り、彼に見せた。


喜んでくれると思いきや、彼は


「写真を撮ったから、お金を払って」


と、真顔で手を差し出してきたのだ。



ええええ、そうゆうこと!?



なんでこんなにガメツイのだ…?!

私がボンヤリとしていると、

「money!!!」

と連呼する彼。

私は一眼レフ、スマホの写真をすぐに削除し、彼に

「写真は削除した、だからお金は払わない!」

と言い放った。

先ほどのブレスレットの件といい、なんであんなにお金に執着するのだろうか。
イライラとしていたが、冷静に考えれば、徐々に観光地化してきたせいだろう。
本来であれば、彼らはそれほどにお金は必要無いはずだ。
しかし多くの観光客が村に押し寄せ、お金を落としていく。
そんな環境にいれば、お金への考えも変わって当然だ。
お金に対しての考え方が変わってしまったのは、我々観光客のせいなのかもしれない。



ンゴロンゴロを満喫し、ランチを取るためにキャンプ場に戻って来た。
今日は最終日だ。
みんなで連絡先を交換したり、話をした。


まったりしているとき、ふと外を見ると、シマウマがいた。






キャンプ場にシマウマwww



サファリパークじゃない、野生のシマウマだw



8歳のお嬢さんは興奮してすぐに外に飛び出し、私も彼女の後に続いた。


こんな近くでシマウマを見るなんて、今後の人生であるだろうか…




謎の鳥もいた。
デカイ…




後片付けをし、アルーシャへと戻る。

野生の動物達をたくさん見れたサファリ。
高かったが、来てよかった。
セレンゲティ国立公園、ンゴロンゴロは、動物達の本来の姿を見ることができる素晴らしいところだった。


車はアルーシャへと戻る。

美しい緑に囲まれた国立公園を過ぎ、人々の生活の場である街のあたりに近づいてきた。

路上にたくさんの人達が座り込み、果物などを販売する。
サッカーをしている少年達もいた。

それぞれの宿泊先に車は停まり、握手をして別れた。
私もホステルにも到着し、サファリツアーは無事に終了した。



再びホステルに到着したが、ゆっくりしているわけにいかない。
明日のバスで再びダルエスサラームに戻るため、バスチケットを買いに行かなくてはいけないのだ。
まだ明るいとはいえ、1人で街中を歩くのは怖かったが、仕方ないので現金のみだけポケットに入れホステルを出た。


地図によると、バスターミナルバスターミナルホステルから700メートルほど先だ。
スマホを持っていくのも怖いため、地図を頭に叩き込んで出発だ。

ホステルの前の大通りはとても賑やかだった。
露店がたくさん並び、さながらお祭りのようだ。
何度か道に迷い、その都度道を歩く人に尋ねながらようやくバスターミナルに到着した。


アルーシャからダルエスサラームまでは、バスで約11時間程。
ちょっと高くてもいいので、いいバスを選ぶことにした。
といっても数百円の違いだが…

バスチケットを無事にゲットしたので、少し大通りを散策することにした。

ただゴザをしいて、その上に商品を並べるシンプルな店が、通りにずらりと並んでいる。
地元の人しかいないようで、アジア人はおろか、欧米人もいなかった。
通りは活気にあふれ、四方八方から客引きの声がかかる。
ここは地元の人たちの生活の場であり、観光地ではないのだ、と思うと、とてもワクワクした。

少し歩いていると、果物をたくさん並べた女性がいた。
りんごを1つ購入する。
女性は笑顔がとても美しく、こちらまで笑顔になってしまった。

そのあと、露店のようなお店でハンバーガーを購入した。
値段を聞き間違え、大きめのお札を店員の男性に差し出すと、隣にいた他の客の男性が、


「そのお札じゃないよ」


と言って、金額を教えてくれた。

「どこから来たの?」
「タンザニアは初めて?」

彼はとても親切で、私に色々と尋ねて来た。
近くにいた小さな男の子を連れた女性も、ニコニコしながら私の話を聞いてくれた。


彼らとの交流を楽しみながら、ホステルに戻る。
歩いていると、陽気な黒人男性達に声をかけられる。
基本的にタンザニア人はフレンドリーだ。
トウモロコシも購入。(固くて食べきれなかったが…)




旅に出る前、アフリカに対して私は怖いイメージしか無かった。
言い方は悪いが、黒人の人達に対して怖いというイメージがあったのだ。
日本で生活していると、日本人としか接することがないため、外国人を見るとビビってしまう自分がいた。


ナミビアから私はそんな感じで、いつもリーに
「アフリカは怖い国だ、治安は悪いし、黒人の人達が怖い」
と、こぼしていた。


彼はその都度否定し、アフリカは怖くない。君は誤解をしているよ、と私に言っていた。


ザンビアのホステルで、部屋に大きい蛾が出たことがあった。
彼は虫が苦手らしく、蛾から逃げ回っていた。
私はその蛾をビニール袋で捕獲し、外に放り投げ、彼に言った。



「なんであんなに怖がるの?ただの蛾じゃん」



すると彼は、


「じゃぁなんであすみは黒人の人達を怖がるの?彼らはただの人間だよ?」

続けて彼は、

「アフリカ人はいい人だよ、君は誤解をしている。」


と私に言った。



アルーシャの街中を歩いているとき、リーのこの言葉を思い出した。
彼のいう通り、私は誤解をしていた。
彼らは優しく、陽気な人達ばかりだった。
実際に彼らと触れ合い、話すと誤解は一瞬で溶けた。



確かに治安が悪いところはあるし、事件も多く聞く。
しかしいざアフリカに来てみると、本当に素晴らしいところだということがわかった。


1人でアルーシャの街を歩き、地元の人と話し、リーの言葉の意味を知った気がする。
日本にいたら、私はずっとアフリカに対してマイナスのイメージしか無かったかもしれない。


誤解を解いてくれたアルーシャの街、大切なことを教えてくれたリー。



アフリカ、来てよかった。
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