宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。
 藤田幸右 管理人

一年前の記事…危機ノート

2016年11月04日 | 鍬ヶ崎の防潮堤を考える会
 
ニュースレター No.8
これまでは(岩手・宮古市)鍬ヶ崎地区平地と高台住宅地、崎山、佐原団地、日ノ出町、中里団地だけの新聞折り込み配布であったが今回は沿岸沿い、浸水地区をなぞって築地、新川町、藤原、磯鶏ま......
 

 

 

 



ついでながら…

 今年2016年のあす11月5日は国連が定めた第1回「津波防災の日」。宮古市は3日、市役所で「津波・豪雨災害からどう身を守るか」の集いを開催して防災士、町内会・自主防災組織のリーダー約200人が集まった。講演した岩手大学の斎藤徳美名誉教授は「津波は沿岸地域の持病のようなもの」「訓練でできない事は本番では出来ない」「海から遠くへ逃げるより近くの高い場所へが基本」「第一波より後の波が大きい」など語った。後半は組織の代表ら6人をパネラーに防災のあり方について種々意見交換パネルディスカッションなどをした。(11/4 読売新聞、岩手日報より)


特筆すべきは、防潮堤、閉伊川水門の話題がでなかった事である。その効果も、その運用もなんら語られなかったようである。

 

すでにハードの現実とソフトの現実の間で分裂状態が見えている。防災について国と県と市と、また、地域のリーダーと市民の間で防災問題の中心点で混乱が現れはじめた。行政や組織のリーダーたちにはしっかりしてもらいたい。岩手県が津波防災の目玉としている防潮堤、閉伊川水門について、地域のリーダーが、斎藤教授すら、なんらの見識を持っていない分裂状態はこれからもつづくのではなかろうか?

 一方は完全に頼りにして、他方は、完全に無視して…

 個人的にはアタマが混乱して…

 

 

 

 

 

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