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日本酒のこと / 鈴鹿山脈の山歩きのこと

伊藤酒造(四日市市)

2023年01月09日 | 日本酒 - 蔵開き
2023年1月7日(土)、久し振りに近鉄ハイキングに参加して、伊藤酒造へ行った。
ルートは湯の山線・高角駅 > 一生吹山 > 椿岸神社 > 伊藤酒造 > 桜駅。高角駅から伊藤酒造まで1時間余。もらったハイキング地図の連番は158だった。






以上、一生吹山にて


椿岸神社にて

伊藤酒造では新種1品の試飲をして、酒粕を購入した。酒蔵内の見学はなし。
天気予報が良くなかったためか、行動制限は無くなったが拡大する新型コロナウイルス第八波の為か、参加人数は以前より少ない印象だった。

伊藤酒造は、例年、2月の開催だったが、どうしたのだろうか。年度末の道路工事で通れなくなるとか?

神楽酒造(四日市市)

2017年12月20日 | 日本酒 - 蔵開き
2017年12月17日、JR東海のさわやかウォーキング「醸造文化(味噌・醤油・酒)が残る四日市を丸ごと体験ウォーク」で神楽酒造へ。
ルートは南四日市駅-伊勢蔵-日永の追分-白髭神社-神楽酒造、ここでコースアウトして四日市あすなろう鉄道で帰った。地元神社で祭礼がある。この祭礼のスケジュールには例年、苦慮させられるものがある。


伊勢蔵にて


伊勢蔵にて


伊勢蔵にて

伊勢蔵は日永の追分の少し北にあった。こんな所に味噌・醤油の蔵があるとは知らなかった。
味噌汁が振る舞われていたが明らかに人手不足。振る舞いの仕事が途絶えたので、紙コップのゴミ処理を手伝ってみる。


神楽酒造にて


神楽酒造にて


神楽酒造にて

神楽酒造は近鉄の酒蔵見て歩きで来たことがあるが、今回の参加者は少なめ。それでも酒のつまみなど販売されている会場は、座るスペースもないくらいに盛況だった。
特別純米酒の生酒(300ml、500円)を購入。前回の搾りたてや(特に)本醸造酒のこともあり、あまり期待していなかったが、これは想定外の良い出来だと思う。街角博物館風の部屋は閉められていた。

なお、試飲は出発地の南四日市駅で配布されるコースマップにある半券が必要。近鉄も同様だったと記憶している。


田中酢店の西側道路にて

廃業して結婚式場になった白梅(笹野酒造部)の前を通って西日野駅に向かうが裏道に入ると、


天美禄本舗

いかにも酒造場跡という感じだがサッパリ解らない。(全国酒蔵データベース日本のお酒
組合のサイトでは神楽酒造の銘柄に「天美禄」があるのだが。
調べると「酒は天の美禄」から酒の美称とも出てきた。「酒の異名」というページもある。霊水とか、魔水,
魔薬まではどうかと思う。


西日野駅

近鉄から四日市あすなろう鉄道となり、ナローゲージの電車も新しくなったように思う。南高校の生徒がほどほどに乗車しており、空いた席に座ることが出来た。

盛田(愛知県常滑市)

2017年02月13日 | 日本酒 - 蔵開き
2017年2月12日(日曜日)、愛知県常滑市の株式会社盛田(ねのひ)の蔵開きへ行った。名鉄常滑駅から小鈴谷工場まで、送迎バスで直行して20分余り。かなり距離がある。

盛田
受付待ちの行列。受付で飲酒運転禁止のチラシ(兼、会場案内)を貰う。
試飲したい人は200円でお猪口を購入。濡れたお猪口の持ち帰り用にビニール袋がないのはガッカリ。貰ったチラシで包んでしまえば良いか。

盛田

盛田
試飲会場。かなりの人混みだ。有料でも飲める。無料試飲に用意された日本酒は6種類。「AR4」も置かれていたが、ちょっと違うので手を出さなかった。
整然と行列が出来ていたが、つがれた酒をその場で飲む馬鹿な人や、進入路と退出路の錯綜など、酒つぎ場からの客の排除方法が課題か。

盛田
試飲会場からイベント会場に向かう。途中に何だろう。力石か。

盛田・味の館
更に海岸沿いに歩いて「味の館」まで行く。開業準備中。ただ、通常営業ではないようだ。

中部国際空港と鈴鹿山脈
中部国際空港の向こうに、雪の鈴鹿山脈が見える。
この酒蔵は海岸直近だ。酒や、味噌・醤油の積み出しには便利だったのだろう。ところで、仕込み水はどうなっているのだろう。それらしいものは、まったく見なかった。

盛田
イベント会場に戻った。
こちらに客を誘導しており、試飲会場の混雑緩和になっている。食事など、何かと販売品もある。

盛田

鈴渓資料館
鈴渓資料館も開館していた。

盛田

通信販売で購入した日本酒に強い老香があったので印象最悪だったが、出来の悪い社長はクビになったので今後に期待したい。蔵開きの運営には気を配っている様子が目に見えた。悪印象はリセットしておこう。
時間に余裕がなく、近くの白山神社の笛太鼓を聞きながらバス待ち。10時35分の送迎バスに一人で乗って帰った。

伊藤酒造(三重県四日市市)

2017年02月11日 | 日本酒 - 蔵開き
伊藤酒造

伊藤酒造

2017年2月11日、近鉄ハイキングで伊藤酒造の蔵開きに行った。ここは鈴鹿山脈の伏流水で日本酒を醸す酒蔵だ。
伊藤酒造にかかわるハイキングへの参加は4回目だが、ハイキングコースは2回目、3回目と同じ。近鉄・湯の山線の高角駅を出発する行列から離れて酒蔵へ直行する。当然、ハイキング参加者が到着していないので酒蔵は閑散としている。行列なしで発酵槽の醪(山廃、特別純米酒、MK-5)を見学する。清酒1本(「鈿女」300ml、1300円)を購入して会場を出た。
同社のサイトは蜘蛛の巣と破れ障子を見る思い。行事の告知もない。購入した日本酒は四合瓶換算で1800円程の高級酒だ。「鈴鹿山麓美酒工房」を名乗るなら、酒作りも頑張ってほしいものだ。

湯の山線で終点・湯の山温泉駅に向かった。御在所岳での雪遊びが本日の本命だ。

御在所岳・御嶽大権現
御在所岳山頂・御嶽大権現。
山頂は曇り空で時々雪が降る。ロープウエイ駅から離れているので、ここまで来る人は少ない。

追記 2017-02-15
今回の「鈿女」は、酢酸エチル臭が大人しくなったと思う。

油正(三重県津市)

2016年11月23日 | 日本酒 - 蔵開き
2016年11月23日、三重県津市久居本町・株式会社油正の蔵開きに出かけた。
ここはホームグラウンドの鈴鹿山脈を少し離れて、「布引山系雲出川の伏流水」を仕込みに使う酒蔵だ。ただ、蔵開きの運営方針が個人的嗜好と合わず、残念な時間を過ごすことになった。

近鉄名古屋線・久居駅に9:54に到着。駅から南西の酒蔵を目指す。目的地の間近で「右さんぐう道」「左ならみち」と彫られた新しい石標を見る。そういう場所なのだ。酒蔵前の駐車場は満車、消防車が1台置かれていた。

場内に入ると、既にテーブル・椅子は事実上の満席。酒屋なのに子供連れも多いよ。弁当やおつまみを売る店など出店多数で、一大イベントであることに驚かされる。消防署員が見廻り、地元商工会議所の半被を着たおじさんが闊歩する。
入口でもらった試飲券を握りしめ、見学コースに入ると見学ではなく試飲場所だった。搾り立てらしい酒は少し酸味が強いと感じたが、嫌らしいモノではなし。「あらっぱしり」の生原酒、4合瓶・1,400円、お祭り価格を購入した。印刷された製造年月は2016.11.23。今日ですね。

さて、他にどんな酒を造っているのか。有料試飲にせよ、量り売りにせよ探したが、やっていない。来場者は瓶売りの酒を買い、プラカップを貰い、おつまみを購入することになる。この時期だし、人数は多そうだし、無理なのかなぁ。30分足らずで会場を出た。
東に歩くと「しまむら」があった。ここでは30分以上を過ごすことになった。

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 蔵開き

株式会社油正 初日

帰宅して購入した酒を飲むと、やたらと浮いたような酸味はなく、アル添酒だが良い酒だった。交通費を考えると、高額の酒ではある。

安達本家酒造(三重県朝日町)

2016年08月08日 | 日本酒 - 蔵開き


2016年8月8日、安達本家酒造の蔵まつりに行った。二回目の訪問だ。
開場時刻は14:00。入場したのは14:10頃、入場料500円と引き替えに、お猪口とチラシ、厚紙製のウチワを受け取る。場内には焼きそばなど移動販売車が4台。缶ビールも販売している。ビデオカメラを持ち込んでいるのは地元のケーブルテレビか。
昨年と同様に、場内では試飲と販売が分離しておらず、客の整理・対処も悪く、入場者数の割に試飲に時間を要するのでイライラする。四回並び直して四種を試飲。嫌になったのでここで打ち切った。
入場有料のうえで平日開催は蔵側の都合があるのだろうと察することにして蔵を出た。今年も手ぶらだ。

山崎合資会社(愛知県西尾市)

2015年09月13日 | 日本酒 - 蔵開き




2015年9月13日、遠いのだが「尊皇」の蔵元・山崎合資会社の蔵開きに出掛けた。
この蔵開きは、地元が名鉄利用促進事業として実施している「幡豆・友引祭」の一環だ。西尾蒲郡線が廃止されると、この蔵開きには参加しにくくなる。道沿いには友引祭の青い旗が並んでおり、家族連れなど歩いていた。
10時頃に到着した酒蔵は、さすがに2月の蔵開きより人出が少ない。それでも参加業者による物販は盛んだ。有料・無料で試飲できる酒の種類も多い。
今回の目玉は、愛知県農業試験場などが開発した酒米・夢吟香による日本酒「夢吟香 DREAM」の試飲販売。生酒と火入れ酒が販売されている。アサギマダラのラベルは試験醸造品だった昨年までのものの路線の方が好みだ。まだ暑い時期なのでフレッシュな生酒を仕入れた。


安達本家酒造(三重県朝日町)

2015年08月04日 | 日本酒 - 蔵開き






2015年8月3日(月)、安達本家酒造株式会社(三重県三重郡朝日町)の蔵まつりに立ち寄った。夏の平日の、それも14:00~20:00というイベントだ。

場所は近鉄・伊勢朝日駅の直近。会場入口で500円を支払い、お猪口、チラシ、朝日町の観光案内を貰った。
会場には屋台(自動車)が入っておりオツマミは充分。しかし、何故か入場者の多数はビールを飲んでいる。場内でビールを販売する一方、日本酒の試飲・販売体制はお粗末だ。大吟醸と「清」を試飲。酸味があるが不快では無い。夏向けか。不快なのは試飲と販売が同じ場所なので行列が渋滞すること。客扱いの手際も悪い。嫌気が差し、列を離れて場内を見て回るが醸造施設を見せてはいなかった。気が乗らないが、再度行列へ。「搾りたて」は美味かったが売り切れとのこと。これは仕方ない。夕刻なのだから。

入場者数を制限するために有料化しているコトは理解できるが、蔵の日本酒を試飲しやすい方法を考えて欲しいものだ。
同社のサイトは http://www.fujinohikari.com/

大塚酒造(岐阜県池田町)

2015年03月30日 | 日本酒 - 蔵開き




2015年3月29日、近鉄の「酒蔵みてある記」の最終コースが大塚酒造株式会社(岐阜県池田町)。今シーズンはこのハイキングで5ヶ所の酒蔵を訪ねた。

養老鉄道・美濃本郷駅で抽選券・試飲券付のコース地図を受け取って出発。概ね養老線東側を歩き、池野東町の信号機から池野天満宮経由で商店街を歩いて大塚酒造へ。生憎の小雨、小規模な酒蔵だったが良い雰囲気で楽しめた。

金虎酒造(愛知県名古屋市)

2015年03月22日 | 日本酒 - 蔵開き






2015年3月21日、金虎酒造株式会社(名古屋市北区)の蔵開きに出かけた。
当日は、名古屋市交通局の「駅ちかウォーキング」が開催されており、出発地の黒川駅を9:35に出る。ルートは庄内用水に沿いだが参加者の多さに畏れをなして金虎酒造へ直行した。
到着した酒蔵ではハイカーはまだ少なく、一方通行で整理され、2品の試飲と即売がある。杜氏が交代しており今後が楽しみな蔵だ。おつまみ持参でくつろぐハイカーを横目に大曽根駅に向かった。



名城公園駅で下車して、名古屋市下水道科学館へ入る。名古屋市下水道100年の歴史のビデオなど見て名城公園を散策。愛知学院大学で「駅ちかウォーキング」のハイカー達に合流した。







山崎(愛知県西尾市)

2015年02月22日 | 日本酒 - 蔵開き






2015年2月21日、山崎合資会社(愛知県西尾市)の蔵開きに始めて出掛けた。場所は名鉄・西幡豆駅の直近で自宅からは遠い。

試飲(有料・無料)できる酒の種類が多く、充実した蔵開きだった。
ただ、都市部の酒蔵のように混雑して試飲さえ面倒になることは無いが、その分だけ酒量が進み泥酔者が出ていた。要注意。

伊藤酒造(三重県四日市市) & 鈴鹿:雲母峰

2015年02月15日 | 日本酒 - 蔵開き










2015年2月14日、近鉄「酒蔵みてある記」で伊藤酒造を訪ねた。

昨日の雪のためか、一生吹山を避けて高角駅から酒蔵へ直行するルートが案内されていた。2年連続雪で変更となったが、今年は道路に積雪がある訳でもなく楽に歩ける。「東京は大雪予想」の昨年に比べると格段に参加者も多い。発酵槽を上から覗き見て、しぼりたての試飲(かなり強烈)、そのあとが直売と例年のスタイルだった。

その後、湯の山温泉駅から林道歩きで雲母峰を往復した。昨日の降雪で林道には雪があった。しかし、林道歩きは長い道のりだ。

丸石醸造(愛知県岡崎市)

2015年02月10日 | 日本酒 - 蔵開き






2015年2月8日、愛知県岡崎市の丸石醸造の蔵開きを訪ねた。

名鉄東岡崎駅から徒歩20分余り。土曜、日曜の2日間の蔵開きの2日目正午頃に蔵へ入った。小雨模様だが来場者多し。工場見学のコースも設定されている。
今回の目玉は、大正天皇大嘗祭の百周年に因んだ酒「萬歳」の発表。詳しくは「大正天皇にゆかりのある復刻米『萬歳(ばんざい)』を利用した純米大吟醸酒が完成しました」を参照されたい。普通なら、来場者は「しぼりたて」の試飲に並ぶと思うのだが、「萬歳」や「竹千代」の前に人垣が出来ていた。

所酒造(岐阜県揖斐川町)

2015年02月07日 | 日本酒 - 蔵開き


2015年2月1日、所酒造(岐阜県揖斐川町)の蔵開きを訪ねた。

養老鉄道終点の揖斐駅から徒歩30分足らず、周辺の山々は積雪で白い。
さすがに都市部からは距離があり、蔵に到着したときの入場者はまばらだった。「しぼりたて」が美味かったので、アル添だが4合瓶2本を購入。今年、酒蔵で家飲み用に購入した最初の酒だ。さすがに寒く、熱燗のワンカップとおでんが美味かった。熱燗は日本酒の長所だとしみじみ思う。