ボケたくない人 この指とまれ

大正13年 生れ。91歳。
日常の食事が薬、医者は心の中の神様が代わりだと思う人集まれ。

認知症とボケとの意識差

2017年06月18日 15時37分03秒 | 日記

「もう忘れたの、ボケたのかしら」「あなた、寝ボケてはいけませんよ」と子供の頃に
母からよく言われた。
「 おい、ボケんなよ」「なんだい。このボケナス・・」僕が子供だった昭和初期なら、
仲良し仲間どうしでよく言いあった。
 だから「ボケは下品な言葉ではない」と私は今でも思っている。

 小学館発行「新選国語辞典」で「ぼける」の漢字は「惚ける」になっている。
「 ほれる」と引いたらなんと漢字は「惚れる」だ。
 老化してボケるのが「恋い慕うこと」と同じ漢字だと思うと楽しくなる。
この国語辞典の編集者の一人、金田一京助先生は、このあたりで編集しながら
ニコニコしていたことでしょう。
 
 私の秘蔵書の一冊「絶対音感(最相葉月著)」の中に、新潟大学の認知心理学者
宮崎謙一氏は、特に絶対音感研究では第一人者として、海外の研究誌に音楽を通し
て認知心理学の研究論文を発表し続けている とある。
 1988(昭和六十三)年の学会発表以来、音感に鋭い絶対音感の会得者と
相対音感の関係についてさまざまな研究をして、1993(平成三)年には、
ヤマハ音楽振興会の要請で「ヤマハ音楽教室における子供の絶対音感獲得過程」
と題する研究を行っ
た。
 1997(平成九)年、宮崎氏は ワルシャワのショパン音楽アカデミーの学生を、
実験の被経験者としてハ長調の旋律の楽譜をコンピュータ画面に出し、その画面で
楽譜の中の音を一つだけ変えた二つの旋律を一つは原曲通りハ長調で聞かせ、
もう一つはハ長調ではない別な演奏の高さと二つ聞かせてみた。
 その結果は、絶対音感の持ち主は原曲通りのハ長調で、すぐその間違いを指摘した。
が、原曲とは異なる高さの演奏では絶対音感を持つ人は、音程の違い方で混乱するのか
相対音感を持つ人より答え方が遅かったという発表をしている。

 私は、少年時代に学校の勉強はせず、クラシック音楽ばかり聞いて暮らしていたから
「認知」を音楽で心理学的に解説をすると、正しい旋律と、音一つ違えた旋律の二つの
中で、正しい判断をする、ことが「認知」という意識だと思う。
「惚ける」「惚れる」は、漢字は同じでも意味は全く異なるから認知できないのが
自然な考え方だ。
 人間の老化は自然現象だから「ボケる」を認知症に言い換えることは、
無意味なことではないだろうか。

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