シェフのつれない日記
 



新年あけましておめでとうございます。

お店の準備やらで、狩猟シーズン始って、鴨3回、鹿2回しか行けておらず、鹿に関して言えば、猟果なし。
年末年始のお店の休みを今年は多く取り、呑んだくれたり(いつもだな)、食べ過ぎたりしてすごし、本日休み5日目にして初めて体を動かす。
という状況(笑)
しかも6時には家を出ようと思っていたが、起きたのが7時(笑)完全になまってます!
まぁ焦らず行こう!!
って事で、ゆっくり準備をして、いざ目的地へ。

最初の場所は家から1時間ちょっとの所にある湖周辺。
目撃回数は少ないが、形跡は多々ある。そんな場所。

しかし今回も目撃なし。
しかも、形跡すらない。
キツネやウサギなどの小動物の足跡すらないのである。

そしてふと気付く。

去年と比べて、雪が少ないのである。
去年の今頃は車道から牧草地を見るには車を降りないと見えない所ばかりであったにも拘らず、今年は丸見え。
という事は、この地域は山にまだ餌があり、里まで下りてくる必要が無い。
という事だ。

と自分で納得し、車から降りる事もなく、目的地を変更。
大雪が降ってるのは北だ!
と思い、帰る時間も考慮しつつ、出来るだけ北に向かった。

そして、雪が無ければ牧草地なのか、ただの草地なのか、という所で、真新しい足跡を発見。
ここもやはり、川がキーワードであった。
ちょうど11時くらいだったかと思う。


(以下独り言)
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なんとなくだけど、鹿の動きが分かってきた気がする。


・夜明けとともに動きだし、餌を求めて彷徨う(決めてるのかな)
・9時~10時位から水場を求めて彷徨い、その後寝屋に戻る。
 または、寝屋になる所で御昼寝。
・2時位にまた動きだし、食事&水を求めて彷徨いつつ、寝屋に戻る。


最後の寝屋はきっと山の上だったりするんだと思う。
そして、何事もなければそこをきっと定宿とするのだろう。
ただ、山の上と言っても、そんなに標高が高い山には居ない気がする。
有る程度高く、人が寄ってこない場所なら案外低かったりする。
しかし、そこに川や小川など、水場が無いと居ないと思う。

去年、通行止めから5キロ歩いた先も、1キロも山を下れば水場が有った。
そして、昼寝の時は案外近くに居るものなのかも。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(独り言終了)


足跡を見ながら車をUターンさせながら2往復。
そんな時におっきな角が見えた気がした。
去年の教訓を生かし、大げさな動きをせずハザードを付けてゆううううっくりと車を止める。
そっと双眼鏡を覗き込むと。。。

2頭のオスとメスの鹿の頭がひょこっと現れた。
(きっと、往復しなければ鹿も頭を出すことはしてなかっただろう)
又、ゆううううっくりと車を動かし、鹿の視界から消える位置まで移動。
きっと鹿には気づかれていないはず。

準備を整え、いざ雪原へ。
雑木林の陰からスコープで覗くと、2頭の鹿がこちらを見て、『何事かねぇ(笑)』と言ってる様だ。

しかし、枝が邪魔で、弾が当たらないだろうと判断し、雑木林を迂回し直接狙える位置へ。
大体こうゆう場合は、鹿に見つかるんですよねぇ(笑)

案の定見つかり、動く標的に発射。という事になってしまった。
しかも、2頭と思っていた鹿は、3頭いた。
『2兎を追う物は、1兎をも得ず』
になるかと思われたが、冷静に角の小さな2歳かな?のオス鹿を狙う。
手ごたえはあった。

極端に動きが遅くなった狙った鹿。
しかし、ゆっくりとだが遠のいていく(笑)






『あれ?』






全然止まりません(笑)
どうやら目測を誤り、低めに着弾したようです。
自分では首狙ったつもりなんですが、だいぶ遠かったかな?
何発か撃ったけどバタン!とはならない。
しかし明らかに湊遠くへは行けなさそうな動きをしていたので、追跡する事に。

猟銃を持ってる人には当たり前の話なんですが、撃つ気も無いのに、獲物を追うだけでも、銃を担がないといけないのです。
物によるとは思うのですが、自分の『サベージ220F』は3.2㎏です。
その他にロープや水や食料、などタイミングによっては総重量5㎏以上となる事も。

そして、積雪1m以上の雪原を歩くのに、靴のままでは行けません。
ここで、分かれるのがスキー派とスノーシュー派。(そんなこと無いかも)
自分の場合は、行く場所や、温度、距離などで分けてます。
ゾンメルスキーというスキーを使用するのですが、とにかく滑らない。
結構な傾斜でもスキーを真っ直ぐにして登る事が出来ます。
しかし、登った後は下りなければなりません。
スキーが出来ない人は扱えません。
しかも気温が高くなり、ベタ雪だとアザラシの毛皮が張ってある部分にべったりと雪がくっついてくる。(古いからか?) 
スピードを考えなければスノーシューに軍配が上がると、今の所は思ってます。



さぁ、いざ追跡へ!



まず、最初に集まっていた場所を確認。


『血痕は無い。。。』


足跡を追っていくとどうやら川に降りたらしい。






そして血痕を発見。
今写真を見れば右に血痕がなびいてるわけだから、右に行った事が分かるが、この時点で体力消耗&アドレナリン大量放出中にて、気付いてません(笑)
しかし、鹿も分かっていたのだろうが、左は鹿の角が引っ掛かるであろうトンネルが川の中に有るのだ。


その後も川沿いに追跡するが、川を出た形跡はない。
が、しばらく行くと




『でちゃったよぉ』


この川を、とっても小さな川だけども、渡って追跡する気にもならず。
しかも血痕も無い。
かすり傷だったんだな。
と思い、写真を撮ってると、何やら動き出す物体が目の前の川中に。
その距離5メートル。


どうやらこの坂を登れず、隠れていたようだ。
登れないという事は、生きていけないという事。
必ず命を頂く事にしようと心に決め、川中を戻っていった鹿を追跡。
今回は余裕があった。
今までの川沿いに登れそうな所は無かった。


しばらく行くと、角がちらほら。
休んでいる様子。
銃に弾を込め、スコープを覗く。
その距離50メートル。

ひょこっとこちらを覗きこみ、スコープ越しに目が合った気がした。

すうっと引き金を絞り込み、鹿の頭が跳ね上がったのが見えた気がした。


このほかの群れは



この彼方に足跡だけを残し、消えていった。


弱肉強食という言葉が浮かんだ。











さぁこの後が大変。

今回は、全部を持ち帰る事を目標にしていた。
がしかし、獲物は川の中。
人間が自力で登れるような所にはおらず(笑)

なんとか川に降りる道を作り、靴に冷たい水が染み込むのを我慢しながら鹿が居る場所へ。


長靴を履いていれば!と思うが、がっぽがっぽの長靴を履いていると疲労度が半端ない(笑)
かといって極寒で長靴にはきかえるのも怖い。
しかもいつも履いているキーンのWinterportという靴は履き辛く、脱ぎ辛いのである。
がしかし、この暖かさには代えられない。
要するに脱がない工程を踏めばいいわけだ。
なので、ウィンターブーツの上から履ける折り畳み長靴見たいのを探しているのである(笑)
よさそうなのはあるが、まだまだ強度がダメっぽい。


話がちょっとそれたが、youtubeで勉強したザイルワークを駆使し、何とか引き上げた鹿がこちら(閲覧注意)





















いやー重かった。
半端なく重かった。
スコープ越しに見てた時は去年産まれた鹿で、1歳にもなって無いかと思ったが、しっかりと繁殖済みの印もあり、角からみて、2~3歳か。(ご指導願います)
総重量100kg(多分)越えの巨体である。
去年獲った鹿と変わらないサイズだ。

さぁ引っ張ろうとと思ったら全く動かないんです。
滑車の原理で少しづつとも思ったが、足が冷たく、しかも車まで直線距離にして1km。
自分の体力が心配だ。
という事で、いつもの祈りの後、持てる部位だけ持って帰路へ。


※途中足がつり、やばかったが、それは内緒である。









久しぶりに書いたら思わず長文になってしまい、読み辛く申し訳なかったです。




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