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ストロベリームーン2017

2017-06-09 23:52:08 | 
国立天文台によると、太陽が1年のうちで最も高く上がるこの時期は、満月は最も地平線に近くなる。
夕日のように、大気の影響でいつもより赤っぽくなるのだという…

6月の満月は、「ストロベリームーン」と呼ばれています。
ストロベリーとつくだけあって、1年で、最も赤みがかった満月です。
では、どうして、この時期に月が赤くなるのでしょうか。
21日は、1年で昼間が最も長く、夜が最も短い夏至ですが。この夏至の時期が、月の赤さと関係しています。
太陽が、1年で最も高く上がるこの時期は、月は、最も低い位置に来ます。
満月は、太陽と正反対の軌道を通ります。
夏至で太陽が出ている時間が長いということは、夏至の夜の満月が出ている時間は短くなります。
月が東から昇って西に沈むまでの時間を短くするためには、夏至の満月は、
冬の太陽のように、水平線に近い低いところを通ればいいということになります。
反対に冬至の月は、夏至の太陽のように、高度が高い位置を通ることになります。
月の位置が低い時、月の光は、より厚い大気の中を通過します。
光の性質上、波長の短い青い光は、途中で散乱して届かなくなり、波長の長い赤色だけが地上に届くため、
月が、いつもより赤っぽくなります。
このストロベリームーンは、「見ると幸せになれる」、「好きな人と結ばれる」などと言われています。

国立天文台HPから
2017年最小の満月(2017年6月)

月の見かけの大きさは変化する!
月は、地球の周りを公転しています。
月の軌道は円形ではなく楕円形をしているため、地球と月との距離は一定ではありません。
また、月の軌道は太陽や地球などの重力を受けてわずかに変化するため、月が地球に最も近づく
位置(近地点)や、最も遠ざかる位置(遠地点)での距離は、上の図のように毎回異なります。
満月における地心距離(地球の中心から月の中心までの距離)は、およそ35万6千キロメートルから
40万6千キロメートルの間で変化します。

そして、月の見かけの大きさ(視直径)は、地球と月との距離が近いときには大きく、遠いときには
小さくなります。
最も大きな満月は最も小さな満月に比べて、14パーセント視直径が大きく、30パーセント明るく見えます。
2017年で最も小さな満月となるのは、6月9日です。
月は、6月9日7時21分に遠地点を通過し、22時10分に満月となります。
満月のときの地心距離は約40万6千キロメートル、視直径はおよそ29分24秒角です。
2017年で最も大きな満月となるのは、12月4日です。
月は、12月4日に日付が変わったばかりの0時47分に満月となり、その後の17時46分に近地点を通過します。
満月のときの地心距離は約35万8千キロメートル、視直径は33分22秒角です。
なお、翌月の2018年1月2日には、12月4日よりも月がさらに地球に近い距離で満月となります
(満月のときの地心距離は35万7千キロメートル、視直径は33分30秒角)。
月を実際の夜空に並べて大きさを比べることはできませんが、上の図のように2017年最大の満月と
最小の満月を並べると、大きさの違いがよくわかります。
最近では大きく見える満月が話題にのぼり、注目されるようになってきました。
しかし、数字ばかりを気にするのではなく、実際に夜空を見上げて月を眺め、宇宙のおもしろさに
目を向けてみてはいかがでしょうか。

※残念ながら、当地では月の出は見られませんでした。
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