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青森県の「だし活」

2017-12-30 23:35:02 | その他

12月19日の朝日新聞の天声人語です。
管理人の出生地の青森県の話題が取り上げられていました。
厚生労働省が5年ごとに発表している都道府県別の平均寿命を見ると男性は1975年からずっと、
女性も2000年から連続して47位つまり最下位という。
管理人も帰省の折り、塩辛い味付けの料理をいただく。懐かしい味付けだ。「しょっぱ口」と言うそうだ。
青森県では「しょっぱ口」の食文化を改めることという。
国が目標に掲げる一日の塩分摂取量は男性が8グラム、女性が7グラムなのに、青森県では男女とも
4割多いという。
「だしを活かして減塩を」という運動を3年前から始めたという。
婚活や就活ならぬ「だし活」と命名されたという。
減塩の給食を広め、だしの効能を説く講演や地産地消をめざす新商品「できるだし」の販売に力を注ぐ。
幸い、だしの材料には事欠かない。
陸奥湾ではホタテがとれる。十三湖や小川原湖は日本屈指の水揚げを誇るシジミの産地。
十和田市にはシイタケがあり、大間町や東通村の港にはコンブが揚がる。
「おいしい減塩」「上手な塩分コントロール」そんな文字が躍るスーパーをめぐり、
「短命県」返上の日はそう遠くないと確信した。
とある。
我が出生地の青森県がこのような状況だと知らなかった。
管理人もずっと青森県に住んでいたら、短命の環境にどっぷりとつかっていただろうと思うと、ゾッとする。
宮城県に住んでいて、平均余命より少し長生きしたいので、薄味となっている。
現在のところ、特段、健康診断等で引っかかることはない。
が油断大敵だ。

早速、青森県のHPを見た。
青森県農林水産部総合販売戦略課地産地消グループ
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/nourin/hanbai/dashi.html
だし活!健活!減塩推進事業
だし活とは?!
 県では、県民の皆様の健康寿命の延伸に向けて、県産だし等を活用しておいしく減塩を推進する
「だし活!健活!減塩推進事業」に取り組んでいます。
 関係団体と連携した取組から、家庭での健康的な食生活の実現や子どもの頃からの減塩による
健康寿命・平均寿命の延伸、県産農林水産物の付加価値向上による生産者の所得向上を目指します。

だし活!健活!減塩推進事業の概要
 これまでに、県民の皆様にだしを活用してもらうためには、簡単に使うことができる「だし商品」が
必要と考え、県内メーカー等と連携し、県産食材を多く使用した「できるだし」商品を開発支援しました。
スーパー・量販店の皆様も積極的に本商品を取り扱い、また、自主的に店頭で「だし活」と
「減塩訴求」に取り組み始めるなど、減塩に関心が無い無関心層への意識づけに効果が期待されています。

 一方、ご家庭の食事に「だし活」を取り入れていただき、定着させていくためには、より地域に
密着した息の長い取組が必要と考えます。

 そのため、平成28年度から実施する「だし活!健活!減塩推進事業」では、地域で食生活の改善と
健康に関するボランティア活動等に取り組んでいる食生活改善推進員等の皆様や、地元スーパー等の
皆様を対象に、「だし活」について学んでいただく「だし活伝道師育成研修会」を開催します。
 推進員等の皆様が、ご自身の活動の中に「だし活」を取り入れていただく体制づくりを進めるとともに、
スーパー等の皆様には、県民の皆様が手軽に「だし活」に取り組める環境づくりにお役立ていただきたいと
考えます。

 また、スーパー・量販店等の店頭で「だし活!健活!減塩推進PRセレモニー」によるPR活動なども展開し、
「だし活」の普及と定着による減塩の推進に取り組みます。

「だし活」のCMが、吉本興業主催の第9回沖縄国際映画祭において、
「JIMOT CM COMPETITION」全国部門グランプリを受賞しました!!
併せて、「よしもと47シュフラン賞」をダブル受賞!!
この作品は、若い世代にも「だし活」による減塩を伝えるため、県内の若手クリエイターが、大学生の発想と
吉本興業・キューティーブロンズの笑いの力を取り入れて、ユーモラスで印象深い作品に仕上げました。
以下のリンクから、ぜひご覧ください!
https://oimf.jp/program/z_aomori.html

だし活を楽しくご紹介~だし活しよう!~
 「だし活」について、動画で楽しくご紹介。ぜひご覧ください!

音楽「できるだしダンス」

体育「みんなで踊ってみよう!」(できるだしダンス振付解説)

エンディング 「Let's だし活!」

青森県産品を使用し、一定の基準を満たしただし商品「できるだし」シリーズ。
「できる」には、「手軽にできる」、「塩分コントロールできる」、「うま味でおいしくできる」などの
意味が込められています。

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2 コメント

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Unknown (もも)
2017-12-31 12:01:00
管理人さま。
こんにちわ、ももで~す。
ま~端的に言えば・・・
「短命で何が悪い?」です。
そうと知っていて、そういう食文化を楽しんで生きて。
さっさと死んでいく。
医療費も少なくて済むだろうし。
不味いの食べて長生きして何が楽しいんだろう?
みたいな?
そういうところを管理する組織としては何かしないといけないんだろうけどねえ。
統計は数字だけど、生きる死ぬは自分です。
地元民はどお思っているのでしょうかしらね?
へそまがりなワタシでした。
だし活 (管理人)
2017-12-31 21:59:08
ももさん、こんばんは、
貴重な?コメントありがとうございます。
早く亡くなればいいのですが、高血圧からくる
心臓疾患等で多くの医療費がかかっているようです。
青森県には弟や多くの親戚がいて、訃報のたびに
葬儀にかけつけています。
高齢の方の食文化の変更は大変なようです。

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