梨状筋症候群

2007年09月18日 | Weblog
仙骨から大転子をつなぐ梨状筋。


(グランツ アトラス オブ アナトミーより参照)

指さしている筋肉が「梨状筋」

黄色く見えるのが「坐骨神経」

この梨状筋という筋肉が硬く縮み込んだり、

引き延ばされたりすると坐骨神経を締め付けて

「坐骨神経痛」を起します。

この梨状筋による「坐骨神経痛」を「梨状筋症候群」と言います。


今まで、自称「坐骨神経痛」「梨状筋症候群」とおっしゃる患者様のほとんどが

「筋肉の故障」による「偽の神経痛」↓


※小臀筋のトリガーポイントによる関連痛パターン(TRAVELL & SIMONS トリガーポイント フリップチャートより参照)


だったりするものなのですが、

今日の患者さんは一味違いました。

仰向けから片足を持ち上げることで「坐骨神経」に圧迫があるか?を診て見ると

陽性

次にその「坐骨神経」が「梨状筋」によるものなのか

痛みが消える高さまで脚を降ろし、内側に閉じていくと…

陽性

腱反射(カッケの検査で有名ですね。神経の故障を見分けます。)は問題なし。

かろうじて、痛む側の脚の親ゆびの筋力テストに筋力低下が見られ

陽性


思わず患者さんを褒めてしまいました。

「よく分かりましたね!!確かに梨状筋症候群かも知れません!!!

※↑私には診断権がありませんので『かも知れない』といった表現しか出来ません…

とはいえ「小臀筋のトリガーポイントによる関連痛パターン」

と思われる部位の痛みの訴えもありましたので、

あわせて治療開始!

今回の案件に対する治療法には「ASTR」をメインにチョイス

治療後、幸いなことに、痛みも筋力低下もほぼ解消することができました。

筋力低下が解消出来たところを見ると、

症状は大きかったのでしょうが、神経へのダメージは軽かったのでしょう。


当然喜ぶ患者さん。

患者さん「最初っからここにくればよかった!」

なんて、大げさにお褒めいただきちょっと木に登る私

梨状筋や小臀筋の硬さを解消するためのエクササイズを指導して

今日の治療は終了いたしましたとさ。

おしまい。
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