上肢のシビレ

2013年06月22日 | 治療の話

このところ指や腕全体のシビレの相談が増えています。

シビレの相談の多くはトリガーポイントという筋肉の故障による

見せかけのシビレ(しびれ感といいます)であるケースがほとんどですが

このところ寄せられるのは「本物」のシビレが多いです。

ある方は頚椎の故障による神経痛、「頚椎症性神経根症」であったり、

またある方は首筋や肩口の筋肉の故障から波及した神経痛、「胸郭出口症候群」であったり、

またまたある方は肘や手首で神経が締め付けられたことで生じた神経痛「肘部管症候群」「手根管症候群」であったり、

またまたまたまた、それらの混合型の「ダブルクラッシュ」であったりと、

神経の傷付くところは千差万別ですが、立てつづけにそうした患者さんがいらっしゃるのは

ちょっと珍しいことです。

 

ひょっとして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

名が売れてきたか!?

 

なんつって(笑)

 

いやいや、笑いごとではありませんね。

失礼。

 

これらの神経痛、恐らくは天気と関連があると思っています。

気圧が低くなると関節は緩みグラつきます。

そのグラつきによって周辺の筋や靭帯に負担が増してゆきます。

そうした関節の間を神経が通っていればどうなるか?

想像に難くはないですね。

グラついた関節の間で神経が傷つけられてしまう訳です。

こうした状況は「頚椎症性神経根症」の背景とお考えください。

 

また、関節が緩むだけでなく、気圧が低くなれば細胞も膨れます。

いやさ、カラダ全体がむくむわけです。

普段から緊張して狭くなっていた神経の通り道があったとしましょう。

カラダの動きに合わせて神経も通り道の中を行ったり来たりするのです。

更に狭くなった神経の通り道ではゴシゴシと神経がしごかれることになります。

そうして狭くなった通り道の中で神経が傷つけられてしまう訳です。

こうした状況は「胸郭出口症候群」「肘部管症候群」「手根管症候群」の背景とお考えください。

 

こういった気圧の変化による痛みを「天気痛」というそうです。

天気が悪くなると古傷が痛むってあれです。

 

治療としては、

多少の気圧による影響に負けない程度に神経の通り道を広げたり、

関節のグラつきを抑えたり、といった手を打っていくことになります。

ですが、困ったことに一端傷付いた神経は締め付けを外しても神経自身が回復するまでシビレもするし、

痛みもするのなのです。

しかも他の組織よりも神経は治りが遅い組織です。

なので、計画的な治療が大切です。

 

なんかかんか言いましたが「開けない夜はない」と申します。

一歩一歩、着実に治療してゆきましょう。

と、いうことで、

皆さん一緒に頑張りましょうね。

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