テニス肘とゴルフ肘

2012年09月19日 | 治療の話
今日は(も!?)同業の先生向けの記事です。

それぞれ上腕骨外側上顆炎と上腕骨内側上顆炎を指しますが、

こうした痛みは「上腕三頭筋のトリガーポイント」への対処で

きれいに取れるケースがけっこう多いです。

でも、患部周辺だけを見ていては、

再発が繰り返されるケースも少なくありません。


例えば、脚の筋膜からの影響を強く受けているケースがあります。


文字だけだと伝わりにくいかもしれませんが、

ちょっとだけ、背景を説明してみます。


<上肢筋膜と体幹・下肢筋膜の繋がり>

三頭筋は肩甲骨の外旋筋達と手を結び、

肩甲骨の内縁からは菱形筋へと続き、

背骨をはさんで反対側の頚板状筋や頭板状筋へと続き、

上位頚椎や後頭骨へと付着します。

この部分から折り返して起立筋をたどり、

仙骨へと続き、

仙結節靭帯から大腿二頭筋長頭から長腓骨筋へと下って行きます。

- 以上 -



こうしたつながりを持っているせいで、

脚の緊張が強いと、遠く離れた肘の筋膜の緊張も高まり

故障が繰り返されるのだと考えています。

そうしたケースでは、

長腓骨筋をリラックスさせるために踵の下にクッションを入れて立たせると、

肘の痛みが和らいだり消えたりするケースがあるんです。

(チェアテストなどの陽性所見が見られたはずが、

陰性に転化するという意味です。

これだから人体ってほんと面白い!!

このケースだと、バランスディスクに載せても同じ反応を見ることもあります。)



そうした反応が見られた時、私の治療では、

肘の治療においても脚への配慮を欠かしません。

単純に緊張を解くだけで問題が解決することもありますが、

緊張亢進部位の伸張性のコントロールを「神経-筋」に再教育する必要があるケースもあります。

今ちょっと忙しくいているのでここまでのお話だけで終わりますが

手が空いたら検査法やらセルフケアについて、

動画にとってアップしたいと思います。
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