狭山福音教会の聖書ショートメッセージ・レジメ・コラム・例話(キリスト教 )

大阪狭山市にあるプロテスタントキリスト教会。JEC狭山福音教会の牧師による聖書ショートメッセージ・コラム(説教 例話)。

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メッセージコラム#169-3(川崎 豊信師)

2016-09-16 15:27:18 | キリスト教
大いなる収穫


「神の国は、どのようなものと言えばよいでしょう。何にたとえたらよいでしょう。それはからし種のようなものです。地に蒔かれるときには、地に蒔かれる種の中で、一番小さいのですが、それが蒔かれると、生長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張り、その陰に空の鳥が巣を作れるほどになります。」

マルコ四章三〇~三二節

 
 スコットランドの田舎の教会で、礼拝後、老牧師の処遇について役員会が開かれていました。
「私たち役員の総意では、先生に辞任をお願いしたいのです。先生はもう年をとっていますのでこれからの活動が思うように行かないでしょう。

 それに、先生の在任中の教勢を見ると何人救われたか、ご存じですね」
 牧師はすまなそうにいった。

「私の知っている限り一人だけです。それも少年でした」
 会議が終わり、辞任を勧告された牧師は、昔をふりかえるべく教会墓地を歩いていました。
 そのとき彼をよびとめる者がいました。

「やあ、ロバート。私に用かな」
「先生、ぼくは宣教師になりたいのです。そのための準備を導いてください」
 実り少なきなかに、神の大きな働きが秘められていたことを知った老牧師は、大きな感動に包まれた。
「私のここでの働きは、決してむだではなかったのだ」
 
 この時より何年か過ぎたロンドンで、人々は続々とエクセター・ホールではじまる講演会に集まってきました。
 一八一六年にアフリカへ宣教師として行って以来、神の大いなる救いの御業を収穫しつづけていった有名なロバート・モファットが、宣教報告に帰国してきたのです。

 彼はアフリカのクルマンで伝道を始めるや、その全部族を、キリスト教に改宗させてしまったのです。
 それのみか、その地方のベチュアナランド語による聖書の翻訳をなしとげ、神のことばを手に取ることができるようにしたのです。

 このアフリカの輝ける星となった偉大な宣教師こそ、かつて老牧師の引退前、唯一の実となった少年でした。
(モファットの娘の夫となったD・リビングストンは、彼によってアフリカ伝道を決意し、つづいてアフリカの奥地へと入っていったのです。)

 マルコ四章三〇節において、御国の福音は、からし種のようであると書かれています。からし種は、蒔いた時には小さく、無力なように見えます。
 同じように、私たちの証言も、無力で、何の影響も及ぼさないように思われます。しかし神の御言葉は、効果的に働くのです。

 来たるべき大いなる収穫を注意深く見つめましょう。悪い地と悪い種に、神のあかしの邪魔をさせないように祈りましょう。
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