元気の元! 佐藤豊美(Toyomi SATO)です♪

お知らせやつぶやききれない事をblogにしてます。映画レビューは個人的感想を備忘録的に一日一個、過去作も含め。

外人の目!!「オンナでもいいですか?」(女帝編)

2005-02-01 | ニッポン(人)って?
そろそろ日本では女帝議論に火がつき始めたようですな・・・。愛子様ご誕生以降、イタリア人にはよく聞かれる・・・。「次の天皇にオンナの子が、って事有り得るの?」「お世継ぎはどうなるの?」って。結果「現行法上は女性は皇位継承不可」「現状は世継ぎ無し」しかし「次期天皇不在って事はアリエナイから規則が変わるか現状が変わるかのどちらかでしょう」と。当り前ですね・・・。で、「女帝が誕生する(かも知れない)事を日本人はどう思ってる?」ともよく聞かれる。私一人で民意を代表出来る訳無いから個人的意見として思うところは「日本には過去に女帝もいっぱい居たし・・・、女帝が有り得ない皇室典範になったのは皇紀2700余年のうち結構最近(明治以降)の話。昔と同じ様に女帝OKになるんだからいいんじゃ無い?」って事。イタリア人にはどうも日本は男尊女卑の国だと思われているようで(昔はそうだったかも知れないが現実的に現代社会では或る意味日本人の方が女性に対する尊敬の概念は有していると感じています)女が天皇になるなんて国民が許さないんじゃないか?むしろ「そうだったらイイ」と薄々思っているようにも感じられます。
ところでイタリアには王室が存在していたのですが戦後のレファレンダムで王家が国外追放になってしまい、君主制が残っていません。特に右派の人間は「左派の悪巧みだ」と未だに呪い事を言っています。きっと、君主がいる日本が羨ましいに違いない・・・。フフフ。実際英国王室始め欧州各王室の話は週刊誌でも話題の中心になり、歴史の中で政略結婚始め複雑な係わりをなしてきた欧州貴族のシステムの中で現状それが権威・制度として保存されていない事を少々不自由にも感じていると見受けられます。
女帝がダメなシステムの発足は明治以降の皇室典範改正後らしいですが、皇室典範制定の過程を鑑みるとなんか、イタリアの王室追放とセットでGHQ(それ以前はいづれにせよアメリカの権威)の仕組んだことなんじゃないかとも考えられなくも無い・・・。考えすぎですかねぇ~。イヤ、間違いないっ。

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2 コメント

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天皇選挙 (nori_992-07)
2005-02-02 06:04:15
おはよさま (山形弁で、おはようございます)

学生時代の寮には、京都大学新聞なるものが送られてきて、そのコラムを思い出しました。



天皇を選挙で選ぶ。 すると、「○○さん」だった人が、ある日突然に、「○○」様と、

その任期中は呼ばれることになる。



これは、冗談ですが、ほんと難しい問題です。
流石、京都ならではの (とよみ)
2005-02-02 11:40:16
お話ですね。

女帝その物は賛成者が国民にも多いようですが、問題は「男系」の存続なんでしょうね。