KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

「AC」(エーシー)旧公共広告機構のCMだらけ

2011年03月16日 | 世の中あれこれ
最近テレビで「エーシー♪」という言葉で終わるコマーシャルが増えましたね。
これは、殆どのスポンサーが、大震災の発生で自社のCMの放送を辞退しているからです。
辞退したCM枠で、ACジャパン(旧公共広告機構)のCMを流しているのです。

ACジャパンのCMに切り替える理由は、「緊急事態時でも、企業の営利が第一なのか?」という
社会の批判や抗議を受けると企業にとってCMが逆効果になるからです。
スポットCMの枠はスポンサーが既に購入していますが、大震災などの社会的に注目を浴びる事態が発生すると、
広告代理店やテレビ局がその時間のスポンサー企業に「AC」に差し替えるかどうか、打診します。
その結果、多くのスポンサー企業が自粛して「AC」を選ぶので、一気に「エーシー♪」が
多くなっているのです。そのような中で、流れる企業のCMは、「AC」を選ばなかっただけです。

既にスポットCM枠を購入したスポンサー企業にお金は戻りません。
本来なら、売上げがなくなるのを「AC」で穴埋めしているので、
機会損失になるはずの金額の内、一部を被災地向けに義援金として公表して支払うべきです。

偉そうに報道しているテレビ局、広告代理店から一体いくらの義援金が支払われているのでしょう。
しょうも無い「専門家」という人たちに出演料を払うなら、
義援金をしっかり払うべきでしょう。


CM無しで24時間放送した民放は偉いという誤解は、くれぐれも持たないようにしてください。


YouTube - ACジャパン CM 見える気持ちに。

『こころ』はだれにも見えない
けれど『こころづかい』は見えるのだ
それは 人に対する積極的な行為だから
同じように胸の中の『思い』は見えない
けれど『思いやり』はだれにでも見える
それも 人に対する積極的な行為なのだから
 ─ 宮澤 章二 ─ (『行為の意味』)

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