コミュニケルーム通信 米沢豊穂 近況・心境

カウンセリング 、教育、文学、仏教などを中心に講演・執筆活動中の米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

花の命は短くて・・・   近況・心境

2013-04-15 | Weblog
                
(加賀市片山津・柴山潟畔)

白山を遠く眺むる湖の岸辺に咲ける桜せつなき        筆者拙詠
湖の水面(みなも)を渡る夕風に震える如く咲きし桜よ      〃


花の命は短くて・・・。
桜花の季節になると、芙美子のこの言葉を思い出す。

例年より早い開花で、花見らしきことも出来ぬままに、今年の桜も散ってしまう。
各研究会の4月例会は観桜会の予定であったが、いずれも葉桜になり取りやめに。
4月12日開催の会では、花より団子ならぬお花見弁当とお茶会に。
そして、固い講義は止して桜花に因んだ歌などを味わって頂いた。

            
(逝く春の形見の一枝が趣があって、皆さんのお話も弾む)


桜花を詠んだ私の好きな歌

雪のごと 桜花散る日なりけり 君と手をとり山路ゆきしは   石川啄木

久方の光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ      紀友則 (きのとものり)

願わくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ     西行法師

はらはらと桜散るかな美しき恋に乱るる心のごとく     三ヶ島葭子(みかじまよしこ)

清水へ祇園をよぎる桜月夜 こよひ逢う人みな うつくしき    与謝野晶子


桜を詠んだ俳句

春の夜は桜に明けてしまひけり               松尾芭蕉    

銭湯で上野の花の噂かな                   正岡子規

桜が咲いて旅人である
(この句は自由律俳句です)                  種田山頭火


桜呼ぶ心もはやる西近江                   筆者拙詠
桜見てひとり涙の湧きてくる                  〃



お茶席の後、ついでに茶の湯の話などあれこれと・・・。



この春は、私自身何かと雑用に追われ花見らしきことも出来ないままに、短い桜花の命は終わろうとしている。
せめてもの春の名残りに画像を1枚。
4月2日に宿をとった「かんぽの湯・山代」(加賀市山代温泉)の部屋から見たお庭である。
かんぽはリーズナブルで、会員にもなっており各地のかんぽを利用する。「山代かんぽ」は泉質もよく、お料理も気に入っていて私の好きな温泉の一つだ。



何だか疲れを感じる日々。折をみて琵琶湖に行きたいと思うことしきりの今日この頃である。
よしなしことをつらつらと。それではまた。



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