コミュニケルーム通信 米沢豊穂 近況心境 NPO・Anono Chiefdirector Yonezawa o・w・s

カウンセリング 、教育、文学、仏教などを中心に講演・執筆活動中の米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

お盆に因んで・・・。

2012-08-12 | Weblog


遠き日の想い出辿り
ひとり来し鶴仙渓に
蝉時雨聴く          
                    (加賀山中「鶴仙渓」にて 筆者拙詠 秋立つ日に)



「お盆」。なんていい言葉だろう。
そこはかとない郷愁と安らぎを感じさせる。

実践カウンセリング研究会「萌え木」の8月例会は「お盆を迎えるにあたって」というテーマ
を頂いていたので「仏説盂蘭盆(うらぼん)経」について話した。
「お盆」という言葉の由来が、この経典からきているからだ。経典を通読し解説を加えたが、
私なりに、更に意訳に意訳を重ねて解り易くした。
以下チョー簡単に記してみよう。

釈尊(お釈迦様)のお弟子さんの1人に目連さんという方があった。彼は修業し仏道を究めた
阿羅漢という位の釈尊の十大弟子の筆頭でもある偉いお坊さんである。
ある時、彼は亡くなった自分の母は今は何処にいるのだろうかと、神通力(目連は神通力一
番であった)で見たのである。
優しい母だったから、きっと天上界のいい所にいると思いきや、母は餓鬼道に堕ちていた。




餓鬼道とは、生前に欲張りで貪りの心や行為をした人が行くところで、目連の母は食べ物が食
べられずに手足が枯れ枝のようにやせ細っていた。
驚いた目連は嘆き悲しみ釈尊に教えを乞いました。

釈尊は「あなたの母は犯した罪によってその報いを受けているのです。その罪とは息子である
あなたをとても可愛がって養育したが、自分の子どもだけという思いが強過ぎたからです。」と話
された。
母を救う方法は、大勢のお坊さんたちの学びの期間が明ける最後の日の7月15日に、沢山の
食べ物や諸々の物を供養しなさい。そうすれば母を救うことが出来るであろうと。

そのようにして、目蓮の母は救われたのである。目連の供養の心と、多くの優れた僧たちの心を
こめた願いによって。

カウンセリングでもよく母性について話をする。私自身も他から母性理論的カウンセラーだと言
われる。私はカウンセラーとしては父性よりも母性を大事にしたいと思っている。
しかし、ともすると、母の愛は我が子にのみ傾注する傾向がある。また愛するが故に我が子を
冷静に観ることが出来なくなることもある。
そのような観点から、この経典からも大切な示唆を与えられると思っている。

   萌え木の例会風景です。






カウンセリング研究会で、仏教的な話は何度もしてきた。
NP0カウンセリング研究会「あのの」の公開講座では何度も「歎異抄」や「仏説父母恩重経」を講じたりもした。
私自身、「仏教や文学を知らずしてカウンセリングを語るなかれ」と言って憚らない。



この秋(9月16日・日・AM10:00~11:30)福井県生活学習館・ユーアイふくいで
公開講座「文学にふれてー啄木の歌と人生ー」を開催する。
関心をお持ちの方、ぜひのお出ましを。ホンモノのyoーサンに会えるよ。


ついでにもう一つPRさせてね。
実践カウンセリング研究会「萌え木」は今年で設立20周年になる。
11月10日に、福井市すかっとランド九頭竜で20周年記念例会を開催する。
世話人さんはじめ、会員さん達、もう準備に余念がない。長く継続する(出来る)ことは、
やはりパワーなんですよねぇ・・・。

この夏はチョーハードな日々。記したいことはまだまだ山ほど。でも私に残念ながらパワーが
ない。続きは少し充電してからに。

こうしてこの夏も逝ってしまう。涙ポロポロのyoーサンであった。ごきげんよう。


コメント (2)
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