コミュニケルーム通信 米沢豊穂 近況・心境

カウンセリング 、教育、文学、仏教などを中心に講演・執筆活動中の米沢豊穂が送る四季報のIN版です。

コミ通 08 皐月号  ヨコハマ物語 №3

2008-05-13 | Weblog
 
    啄木の東海歌の議論など思いつ眠るヨコハマの夜(筆者近詠)


「東海の小島の磯の白砂にわれ泣きぬれて蟹とたはむる」
啄木と言えば誰しも思い起こす「一握の砂」の1首です。
啄木の集いで、隣席の方が質問をされました。それは「この歌が詠まれたのは何処か?」ということでした。
一応は函館の大森浜と言われていますが、質問された方は、大間(青森県)を訪れたときこちらにも記念碑?が・・・ということでした。(少し私の記憶違いがあるかもしれませんが)

短歌に限らず文学作品の舞台は関心があることなのですが、こと啄木に関しては、その舞台など何処でも構わないのではと私は思っていました。
ひょっとしたら、東京で自分の部屋で詠んだのかも知れません。その方が啄木らしくて。(ゴメンナサイ、独断と偏見で)
皆それぞれに、歌の故里をイメージすればよいと・・・。

講師の方や湘南啄木文庫の佐藤氏も概ねそのようなご意見だったと思います。ひょっとすると両地元に対する配慮のような気もしないではありませんでしたが。

そんなことをあれこれ思い出していた私でした。

上の画像はシーバス(後方に見えるのは山下公園のシンボル「氷川丸」です)ベイクオーターの発着場から、みなとみらい桟橋、赤レンガ倉庫、山下公園にアクセス出来ます。心地よい潮風を受けて、ちょっぴりヨコハマ港クルージングを味わいました。



この画像は、ランドマークタワー69Fの展望フロアスカイガーデンからケータイで撮影したものです。横浜港周辺のイルミネーションが一望出来ましたよ。
69Fまで高速エレベーターで39秒で着きます。びっくりでした。

yo-サンのヨコハマ物語は尽きないのですが、ひとまずこの辺で。
                          ごきげんよう。




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コミ通 08 皐月号  ヨコハマ物語 №2

2008-05-05 | Weblog
 


   赤いくつ履きし乙女に巡り合う開港の道青き風吹く(筆者近詠)

元町、山手町界隈をそぞろ歩いて、港の見える丘公園へ。若葉の木漏れ日がとてもやわらかく、頬をかすめる風はもうすっかり初夏の装いでした。

青い海に浮かぶ白い船や、ベイブリッジを眺めながら山下公園に。
「赤いくつはいてた女の子像」に出合いました。野口雨情の童謡「赤い靴」の主人公がモデルになっています。
思わず「赤いくつ はーいてたー♪」と、赤岡綾子さんの歌唱指導を思い出しながら口ずさんでいる私でした。
雨情と啄木は新聞社勤めで知り合い、意気投合し交流があったそうです。ふたりの作品を味わうにつけ頷けるところです









その昔「あなたとふたりで来た丘は 港が見える丘・・・♪」という歌がありました。ここでもつい口ずさんでしまいました。
この歌は戦後間もない頃発表され、平野愛子さんが歌われていたと思います。私が幼い頃、父がレコードでよく聴いていました。電蓄と呼んでいた大きな木製の箱型のプレーヤーで78回転のレコード盤が回っていました。
半世紀も前に聴いたのに妙にしっかりと覚えています。

歌のつづきを・・・

色あせた桜ただひとつ 寂しく咲いていた
船の汽笛 咽び泣けば
チラリホラリと花びら
あなたと私に降りかかる 春の午後でした♪

この公園のネーミングもこの歌に由来するのかもしれませんね。
ロマンチックなひと時のyo-サンでした。
今回は思いつくままに、推敲も致しませずに。ごきげんよう。





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コミ通 08 皐月号  ヨコハマ物語 №1

2008-05-01 | Weblog


啄木を慕いて集う人々は皆懐かしき友に見えたり (筆者近詠)

皐月ですね。皆様にはお変わりございませんか。
ここ、こしひかりの故郷坂井平野は一面の水田(みずた)です。
この連休明けには、植え揃った早苗が青々として初夏の風に揺れることでしょう。

さて、4月末「横浜啄木の集い」に行ってきました。
今から100年前の明治41年4月27日、啄木は函館より海路横浜埠頭に着きました。この啄木横浜上陸100年を記念して、横浜啄木文庫と湘南啄木文庫の共催にて開催されました。


内容はまず記念講演
「啄木最後の歌集『悲しき玩具』編集の謎」(大室精一・佐野短大教授)

童謡「赤い靴」のコーラスと合唱(赤岡綾子さんとその仲間による指導)

ミニ講演・石川啄木と横浜
1.「啄木と横浜に関わる人物と建物」小木田久富氏(横浜啄木会)
2.「啄木と野口雨情、小島鳥水について」佐藤勝氏(湘南啄木会)
3.「啄木の友人小島鳥水の顕彰碑を訪ねて」大庭主税氏(湘南啄木会)

記念講演は啄木の歌稿ノートの配列意識に関するもので学問的で、
啄木愛好者としての私がのめりこむという感じではなかったです。
むしろ、3氏のミニ講演がとても興味深く、ついつい引き込まれてしまう私でした。

画像は会場(横浜開港記念館)内の様子です。
正面に啄木の写真のコピーが3枚貼ってあります。画像手前のペットボトルが見える所が私の席です。(お隣の席の茶色の服の方とも仲良くなりました)
参加者の中で私が最遠来ということで、司会をされた湘南啄木文庫主宰の佐藤勝氏より突然に紹介されでした。

啄木は横浜には1日のみの滞在だったそうです。
鉄幹の主宰していた「明星」の同人・小島鳥水を訪ね、長野屋旅館に投宿しました。
奇しくも私の宿泊先は、かつて長野屋旅館のあった所に建てられている「平和プラザホテル」でした。そんなこと露知らずネットでの予約でした。
みなとみらい線・馬車通り駅に近く、豪華とは申せませんが、ほどよく便利なホテルでした。



久々に羽を伸ばして(いつも伸ばしてるって・・・。そうかもね)
夜の部はまず世界最大級のチャイナタウンへ。メインの中華街大通りと関帝廟通りをぶらり。そしてとある飯店で夕食を美味しく戴き、美酒に酔い痴れながらヨコハマの夜は更けて行くのでした。

それでは、yo-サンのヨコハマ物語、今宵はこれで。
続きはお近いうちに。ごきげんよろしゅうに。

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