大叔父・太田節三の慕情

節三とルーシー。
シアトルからロサンゼルス・男が胸の中に仕舞っていたものは・・

ヴェネチア・紅いグラスと塩野七生さん!

2017-05-03 12:24:14 | ヴェネチアのガラス

好きな作家がいます。
好きなのは、作品ではなく、作家の性格。
東京下町北区で生まれ、フェレンツェに住む❛乙女❜
生涯かけた物語は、地中海世界一色。
黒沢明が好きで、勝新太郎も好き。
もっと好きな男は悪魔のような男。日本人なら織田信長らしい。

原稿には、❛あの馬鹿❜とはっきり書き、
政治にもたけて歯に衣着せぬ江戸っ子、啖呵がいい。

住むイタリアでは、賞をもらうも、巷では無名。
日本人必読の作品ではないので、
遅々として本は売れず、5~6年後に売れる、
よく言えばロングセラー作家と、はにかんで自称する。
本の値段は、一流、緻密な資料集めの経費がしっかり計上されている。
良質の作品を生むために「清貧」は得意だと云って姿勢を崩さない。
イタリア旅行の後は結婚する親の約束を破り、
移住してしまう決断の速さ、
学生運動の先覚、肝も据わっている。

塩野七生さん、今年七夕が来ると80歳!
7月7日の七夕に生まれたから「七生」と、これまた❛乙女❜

若い頃にヨットハーバーを渡り歩いた
地中海の巡航は、
「海の都の物語」にどれだけ役立ったか、若い頃の経験を大事にし、
「都市国家ヴェネチアは、日本と似ていると人というが、
似て欲しいと思うくらいだ」という友達の声に、
黙って、満面の微笑みを返した、塩野七生さん。

夕暮れの地中海は、葡萄酒色の海、
それは、古代の地中海人の想いだという。

   旅情・・・ヴェネチアの紅いグラス

 

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