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富山に生まれた人の狭見:柳原正樹氏への金沢人の反発(補)

2017年07月15日 | Weblog

国立美術館の理事長の柳原氏の、金沢の美術館界への批判への、再批判が厳しい。柳原氏は、黒部市の出身である。国立美術館の工芸館の金沢移転を巡り、柳原氏が快く思わない発言をした。そこに金沢人の反発を招いた。これは、不二越の本間会長の富山人への嫌悪感発言と、不思議に同期する。

何らかの非が、富山人の側にあり、腹に据えかねた批判が周囲からでたと理解できる。事柄の起源は、昭和時代を超え、明治から江戸時代に及ぶようである。

「加越同舟」という教養が、柳原氏にあれば、こうした金沢人からの反発は生まれない。金沢は、江戸時代、全国で4位の都市であり、富山も高岡もその繁栄を共有していた。七尾港は、加賀・能登・越中の同舟を象徴してきた。この社会経済文化の流れを理解してこそ、北陸人といえる。金沢が栄えることが、共栄の道につながる。徳性が、北陸人の基本である。

僕は兵庫県人であるが、淡路島、播磨、但馬、摂津など「藩政」時代の特定地域の対し、悪口や反感はもたない。相互の敬愛こそ、自己を高める道を知っている。甲子園球場での高校野球、宝塚歌劇団、うまく兵庫県民の一体化に繋がった。ここが、韓国社会の郷党主義と大きくことなる日本人の徳性である。

柳原さん、英語で書かれた日本文化論を原書と翻訳を対象しながら50冊は読破していないと、恥ずかしい公的地位にある自覚を忘れないで欲しい。また、加賀藩の学問文化に果たした貢献を英語で、レポートしなさい。富山人にも、これができる人は居ます。柳原さん、「浦山学派」という黒部の史実もご存知ないかも知れない。徳性は、知性の水準できまる。

富山人のリーダーが、富山人を貶める構造要因はなにか?旧制富山高校の伝統の断絶である。

柳原さんは、最終的に陳謝されたようであるが、加賀へのやっかみが富山人の矜持ではないことを深く内省するべきだろう。

 

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