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不二越の本社の東京移転(その2)

2017年07月13日 | Weblog

不二越の本間会長が、富山人、富山地元大学からの採用を極力さける、という発言には、地方創成の立場から批判が寄せられている。

富山県の不二越知らず、不二越の富山県知らず。この不幸な関係が、離反を加速している。まず、不二越の内部で、富山人、富山の地元大学の卒業生が芳しい企業内業績をあげることに失敗したからである。また、採用については、富山県庁も極力、地元大学の出身者の採用を極力さけてきたから、ホンマとホンネは、ともどもに透けて見える。

富山人にとり、富山大学は、極力避けたい進学先となる。また、富山県立大学への評価は、それ以上に低い。問題は、富山県というくくりである。富山大学は、総合で全国最下位の国立大学である。文部科学省からの交付金のもらえない最下位の大学である。

ここでは、細かくふれないが、教員の専門分野における全国ランクが最下位であることと深く関係する。これが、最後の崩落に向かっていることを意味する。日本の国立大学のリストから、最初に消えるのが、富山大学であると予想されている。一部の誠実な教授が浮かされ、不誠実組が徒党を形成、優秀組は常に抜け出すことを考えている。TOEIC570点以上の方のサポートのため、私個人の私費を投じて支援していても、受講生はわずか10人程度。教員の国際経験は乏しい。

TOEFLの受験会場は、富山にはない。不二越さんが去るのは、時間の問題だった。でもね、ダメなのは、不二越さんそのものの歴史でもある。私立不二越工業高校は、過去にいくらでも有名な工業系大学への進学校にもなれたチャンスがあった。工業大学として、私立大学を経営するチャンスもあった。富山県庁を不二越色に染めるチャンスもあった。なぜマッチングしなかったのか?不二越を退職した部長級が、高齢者の雇用市場のなかで、・・・惨めすぎる。不二越が、富山から消える日と、富山県庁が、合併で消える日と、重なりあるのではないか。TOEFLの受験会場がないのが、富山県である。それだけのことだ。

 

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