東洋整体研究所blog

東洋整体研究所 院長が書く健康と身体についての色々

野球肘

2011年04月20日 | 整体
上肢の順で次は肘

次のテニス肘と共にメジャーな障害ですが、これも西洋医学と整体では見方と対応が違います。

野球肘というのは上腕骨の外側上顆炎の事。肩から肘の骨=上腕骨の 内側 の 上顆 という部分が炎症を起こしている と

何故炎症を起こすのかというと、繰り返しの投球動作がリリース時に痛みを発生させると。

整形では温罨法・電気治療 そしてフォームの改善 といった対策がほとんどです。


さて整体の見方です

内側上顆炎 その通りです。

始めに書きますが この場合も整体で何でもOKではなく、亀裂骨折等まで進んでしまったものは適用外です

ではその前段階。つまり痛みの時、これはどういう風になっているのでしょうか

指を曲げる筋肉というのはほぼ、ココ内側上顆につながっています(ちなみに伸ばす方は外側上顆)


「球をリリースする時なのに何故?」


って思われる方も多いと思います。これは百聞は一見にしかずなので、是非試してみて欲しいのですが

・肘を90度曲げた状態で指を伸ばします

・曲げた時に肘の内側に出てくる線を更に伸ばした部分の内側が上腕骨の内側上顆です

・そこを反対の指で触った状態で、伸ばしておいた指をゆっくり曲げて下さい

・すると力を入れるほど内側上顆の部位の緊張が解ると思います

・その後、今度は急に伸ばして下さい

・すると伸ばす時も内側上顆にストレスがかかってるのが解ると思います。


つまり、緊張(握っている状態)を急にゆるめると、その際にもストレスがかかるのです。

そして投げるモーションの時は肘を捻転も加わり、更なるストレスがかかります。

それの繰り返しが付着部である内側上顆に炎症を起こさせる という訳です。


さて、では整体でこれをどの様に治療していくかですが

基本、腱には疲労はそんなにたまりません。たまるのは筋腹の部分。

そこを重点的にゆるめてあげれば、本来の動きが出来る訳です。

ところが、この肘の部分は色々な筋肉が指の方に走っていて、ケースバイケースになる事が多い

そして大概の場合、肘に問題がある時は肩の筋肉及び肩甲骨周りの筋肉にも強い収縮が起きている

ことがほとんどです。

 なので、キチンとその患者さん毎に

・稼働制限のチェック

・痛みの出る動きとその痛みの部位・度合

・他の筋肉との兼ね合い

をみて、それに対応して筋肉をゆるめていく事が必須です。

 この症状は野球は勿論ですが、楽器を演奏している方にも多くみられます。

といいますか、手首の腱鞘炎が出てない場合はコッチにストレスがくる場合が非常に多いですね。
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