かおさんのみみはねこのみみ

ふたのないたからばこ
〜コトバのむこうにあるもの〜

感銘の素

2017-05-15 17:31:06 | 日記
20歳の男の子が、
中原中也に感銘して言葉をかき、歌っていると言っていた。
なるほど、その同年代のみんなとは、
少し違う雰囲気をもった歌だった。
感銘受けて、感化されて、
意味合いやニュアンスは一緒ではないかもしれないが、
磁力をもって引き出されてきた表現は、
方法や手法を、流しだす溝や蛇口のようにして、
自分の中にあるものであるはずだ。
だから、感銘をうけるなにものかとめぐり逢えることは、
とても幸運なのだと思う。

その時代に流行っているものは、
確かにその時代に生きる者の多くの気を引き付けるかもしれない。
しかし、それは流行という波に乗って、
多くの人、個体に向けて発信されているのが、
絶対数を増やしているというのもあるだろう。

タイムリーではないけれど、触れる機会があるのは、
もちろん個々の張るアンテナの感度にも依るところは大きいが、
文学、という分野では、
国語の教科書に載っていて、琴線に触れたものも少なからずある。
入口として、読み進んだ作家がいる。

感化されたもので、自分を表現するのと同じくらい、
きっと感化されたもので、自分はつくられていくのだと思う。


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