かおさんのみみはねこのみみ

ふたのないたからばこ
〜コトバのむこうにあるもの〜

「毒」

2017-04-04 | 日記
今年の1月に歌いに行った場所で、書初めをした。
半紙と筆と墨汁が置いてあって、
歌った人も聴いた人も、今年一年のはじめの文字を書いていた。

何文字でも、なんの縛りもなく、好きに書くのだった。

今年のはじめは、なんだか自分の中に、
きれいごとアレルギーみたいなところがあって、
すごくドロドロしたものを求めている時期だった。

癒し、とか、ほっこり、とか、
ちょっと、もうええわ、と思っていた。
ごちそうさま、やと。

なるべく、わたしが書かなさそうなことを書こうと思った。
みんな、わたしがこんなこと書かないだろうと思うこと、
ひっくり返せば、
わたしは、癒しでほっこりだろうという認識なわけで。

学校で使っていたような太筆に、垂れるくらい墨を含ませて、
「毒」
と書いた。
一枚目は、力を入れすぎて、半紙に穴をあけてしまった。
次は穴をあけないように気を付けて書いたので、物足りなかった。

いろんなことに、すごくイライラしているのがわかっていた。
どれもこれも、違うねん、と思った。

「毒」と書いてから、いろいろ言い訳を考えていた。
自分に対しても周りに対しても。

今、少し気持ちが変わったとしたら、
それもアリ、これもアリ。
と思えるように少しなったかもしれないことだ。


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