稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

義母の死

2017年06月30日 | 日々
 去る早朝、十年余りにわたってグループ・ホームにいた義母が亡くなった。

 なんの前ぶれもなかっただけに、ぼくも驚いた。

 が、幸運にも、以前から「病気に苦しむことなく、ある朝起きたら亡くなっていた」、
そんな逝き方を望んでいた義母には願いがかなったことになった。

 葬儀は義母の望んだとおり、家族だけで、僧侶、読経もなしという簡素な形。

 これを承けて、通夜も告別式という形式もとらないものとした。
 さすがに葬儀屋は「エッ!」と驚いていたが・・・。

 夜になってようやく孫たちも全員が集まった。

 死は突然ながら、義母も92歳という、いつ逝ってもおかしくなかった歳。

 棺を置いた部屋の隣で、ぼくらはにぎやかに夕食をとった。

 夜が明けて、遠方から義母の兄弟二人が駆けつけた。
 みんなすでに高齢だ。

 ほかにも兄弟縁者はいるが、もう来られる歳ではない。

    
       (入所してい施設)

 天真爛漫で、きれい好き、よく働く人だった。
 
 記憶力がなくなり、昔のことさえ忘れ始めており、そのことから
会話がなかなかむずかしくなっていたのは残念だった。

 墓はつくらず、すでに亡くなった義父と同じところに散骨される。

 ぼく自身の葬祭もこうありたいと願っている。

 義母さん、お世話になりました。

 おおきに、安らかに。
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