健康を支える糖鎖

日本で唯一の糖鎖栄養療法相談室です。ガン、間質性肺炎など改善の可能性を体験談で掲載中。健康問題解決ブログです。

自閉症・多動は腸内環境で治す

2015-01-30 10:23:27 | 自閉症スペクトラム~ADHD、学習症

 糖鎖とは、体の機能、細胞のアンテナ、免疫、脳神経、しわたるみ、など若返りのもととなって体をコントロールします

  細胞のアンテナ糖鎖とは?!   糖鎖栄養素について!

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      腸を治せば万病は退散する

自閉症・多動の原因は腸管免疫に関係することが分かってきています。LGSの解決が大きな改善をもたらすことがわかってきました。実際の取り組を紹介していきます。

LGS(リーキーガット症候群)腸管壁浸漏症候群が大きな原因!

LGSとは、いわゆる、腸の粘膜が損傷され、有害物質などが体内に「漏れる」状態

言い変えれば、腸管壁に大きな穴が開いて、バクテリア、毒素、及び、食物が漏れ出す症状です。腸の粘膜不足で免疫も低下してしまいます。

腹痛、消化不良によって起こる便秘、そして、下痢などの症状は、従来、過敏性腸症候群として認知、説明されてきましたが、今では、これらの症状の多くにはLGSが関与しているとされています。

LGSが関与する病気には、自閉症、多動、喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、偏頭痛、下痢、便秘、関節炎、更年期障害、自己免疫疾患、肥満など

このほか、腸内善玉菌が減少すると腸管免疫の低下を誘発し、あらゆる病気のもとになると言れています。がん患者は善玉菌3割にまで減少しています。これを7割にまで増やすと病気は消えるのです。

自閉症や多動的行動もLGSが問題行動の大部分を占めていると考えられます。
特に小麦粉(グルテン)乳製品(カゼイン)の消化が不十分になり、分子量の大きいたんぱく質が体内に取り込まれ、それが興奮物質となって脳へ直接悪影響を及ぼします。

体がミネラルを吸収する場合、タンパク質と結合してゆっくりと腸管壁から吸収されなければなりません。腸管壁が炎症を起してLGSになった場合、ミネラルやビタミンを血中に運ぶためのたんぱく質にもダメージがおこり、結果として、ミネラル、及び、ビタミン欠乏症をも来すことになります。さらにはバクテリア、および、真菌類が、容易に体内に侵入できるようになり、病気の原因ともなるのです。

マグネシウム欠乏に引き起こされた筋痙攣、または、銅欠乏による、血中の高コレステロール、腸が担う解毒作用に障害が及び、結果として、化学物質や汚染物質が体内に侵入し、これらの物質に対する過敏症状、などが起こる可能性があります。

こういった状態では単にビタミンミネラルを補給しても改善に至らないのです。LGS自体を改善する必要があります。その決め手が糖鎖栄養療法なのです。糖鎖機能により体内のあらゆる粘膜層が健康に保てます。腸の粘膜層が薄かったりなかったりすると、腸内細菌がうまく活動できないのです。胃では胃がんの原因ともなります。喉、鼻ではインフルエンザなどのウイルス感染につながります。(腸内フローラの記事後述)

さらに厄介なことは、自分の体の細胞に対して自己抗体を作るのと同じように、LGSによって、血中に入ってきた食物や汚染化学物質などの異物に対する抗体が作られるのです。この体内反応が、慢性関節リウマチ、狼瘡、多発性硬化症、甲状腺炎などの自己免疫疾患を引き起こすといわれています。

自閉症の子供たちは、識字障害、運動障害、ADHD、多動性障害、うつ、強迫神経症、そううつ、そして、統合失調症というスペクトラムの中にあります。これらすべての症状はみな共に同じ経路で起こります。異常腸内細菌叢、腸管のもれ、消化管で発生した毒素が血流、そして脳に到達し、脳の正常な機能、脳の正常な発達を阻害します。それで、腸心理症候群です。

特に消化管の機能が未発達な小児がリーキーガット症候群になると、多彩な症状が現れます。自閉症スペクトラムでは多動、自傷行為、アトピーやアレルギー、ぜんそくなど。様々な食べ物に対する遅延型フードアレルギーなどです。一説には子供の不健康の原因の8割は、腸の問題といわれ、抗生物質や非ステロイド抗炎症剤の乱用や食生活の欧米化が誘因といわれています。


 

腸内フローラを変える糖鎖栄養療法

 

自閉症児の腸内環境が問題です

自閉症児と健常児では、微生物叢と呼ばれる腸内に生息する膨大な数の微生物に著しい違いがあることがわかっています。カリフォルニア工科大学で行われた研究の結果、微生物が自閉症の一因となる可能性が初めて明らかとなっています。

自閉症を持つ子どもに最も多い健康上の訴えは胃腸障害です。米国疾病予防管理センター(CDC)によると、自閉症児が慢性的な下痢や便秘を経験する可能性は、健常児より3.5倍以上高いというデータがあります。

アリゾナ州立大学の研究者らは、自閉症児と健常児から採取した便検体に含まれる腸内細菌を分析した結果、自閉症児の腸内細菌の種類は極めて乏しく、腸が病原体による攻撃の影響を受けやすくなっている可能性が明らかとなったのです。また別の研究でも、自閉症患者と健常者では腸内細菌の種類と数が大きく異なるという結果が出ています。

同じ母親から生まれたが、ある子供は自閉症になるが、他の子供が自閉症にならないのはなぜなのでしょう?自閉症の子供には血液に真菌感染があるが、それが深刻か軽度かで違います。子供が強い免疫系を発達させていれば、菌を追い出せます。腸内環境が悪化した子供は、発達障害となって2歳前後で診断され始めます。そのためにも糖鎖栄養療法が必要となって来ます。

糖鎖は胃や腸、のど、鼻、耳などのあらゆる粘膜を潤滑に増す事が出来ると言われています。また証明もされています。このことによって、

胃では、ピロリ菌、胃潰瘍、胃がん、
腸では、腸管免疫、腸内細菌繁殖
のどでは、喘息、風邪、インフルエンザ、喉頭がん、
などに強い免疫作用をもたらします。

これは内的環境系と呼びますが、これを栄養と有益細菌、バランス良い食事で生後すぐから築き上げていくことが重要で、それによって自閉症を改善できるのです。自閉的傾向のある子供たちは、生後すぐから腹痛、腸内毒素症があります。また母親の体内から受け継いだ宿便を出せない子供が多いことも事実。この宿便を外すことで驚くべき成長につながります。母親の産道を通らずに帝王切開で生まれた子供にも多く見られるという報告もあります。

糖鎖栄養素パウダー と 糖鎖ビフィズス菌 の摂取をお勧めします。

いかに免疫を上げるかという課題で有力な方法は糖鎖栄養素補充療法です。身体の機能、細胞のアンテナ糖鎖は健康維持になくてはならない機能となっております。その原料を他のいくつかの栄養素と組み合わせて食べていく取り組みが注目を集めています。糖鎖栄養素パウダーは善玉菌のエサ(プレバイオティクス)となって、腸内の環境も改善する力を持っていることもプラス材料です。詳しくはブログでご確認ください。

例えば、糖鎖の構成要素でN-アセチルグルコサミンと言う糖があります。この糖は、LGSによって低下した腸における免疫機能を高める事が出来ます。腸の粘膜形成にはレシチンと言う物質が必要になってきます。このレシチンを取り込むためには糖鎖機能が正常に働く必要があり、その時に糖たんぱく質であるN-アセチルグルコサミンが重要な働きをするのです。

このように、善玉菌が小腸に住みつくことで、消化を正常化します。子どもたちは多くの栄養が欠乏しています。タンパク質、ミネラル、特に脂肪酸、糖鎖栄養素などです。しかし、どんなによい栄養を与えても、消化機能を正常化しなければ、栄養はいきわたりません。そのため、消化機能の正常化が重要になってくるのです。

これらの栄養が豊富になることで、副腎に有益な作用をもたらします。エネルギーが上昇し、消化が改善し、それにより、子供たちが腸と脳における真菌感染に勝っていけるようになるわけです。これらの菌やウィルスは何もしない状態では、脳に突き抜けて入ってしまっているから、自閉症特有の症状を引き起こしています。

自閉症を治すためには、腸の環境を正常に戻すことに集中し、病原体を一掃し、正常な細菌を復活させることで、腸管免疫を上げる取り組みがまず必要となります。同時に脳神経の発達を促す取り組みがあります。これらのことを一括改善できる栄養療法が糖鎖栄養療法と言うわけです。

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食事とサプリで栄養管理

薬ではなく、食事とサプリメント補充食事法が治療の成功如何を80~90%左右します。なぜなら、人間の消化管に免疫の70~80%が集中していると言われていて、健康に大きな影響を与えるのです。医者たちは腸内環境の知識と実践例を持っていないのが現状です。なので、私たちは自分たちで情報を集め有効な手段を取り入れていかなければならないのです。
※このブログはそういった情報元として機能しています。

緊急講演 「現役内科医が解き明かす、発達障がいが起こる仕組みとその改善法」

 
CFGF(カゼインフリーグルテンフリー)を超える取組

これまで、カゼイン・グルテン除去法が自閉症などの他動傾向の有効な治療法と紹介されてきました。しかしこれは、数多くの毒素の中のたった二つを解決しようとするものなのです。

CFGF除去療法では、一定の効果が認められることが多いのですが、そのすべてを解決できません。根本的な対策は、腸の粘膜層を治し、正常な腸内細菌を増やすことでの腸内環境を構築することです。

善玉菌としてビフィズス菌を増やし常駐させることが重要です。有益細菌は、解毒の能力があります。重金属、水銀などなど、環境から来る毒素要因を中和し、正常な消化プロセスへと持っていきます。吸収し、キレートし、中和します。それで、有益細菌が欠乏していれば、タンパク質を十分消化できなくなるのです。この取り組みを1年半ほど続けると、言葉、多動、コミュニケーション能力の向上が期待されるのです。
特に小腸の環境改善が必要なのです。

また、これらの子供たちには、DHAが不足しているということです。なぜDHAが低い値なのかというと、腸内毒素症のためです。たとえば、DHAを作る副腎が栄養を与えられていなければならないのです。体内のあらゆる器官が栄養を与えられねばなりません。脳もです。脂肪、ミネラル、タンパク質が必要です。甲状腺やその他の器官に栄養が必要です。腸内のバランスが悪ければ、それができません。

糖鎖栄養素パウダーと糖鎖ビフィズス菌、オメガ3 の摂取をお勧めします。


腸内細菌改善で自閉症が治る可能性


「腸内細菌叢が神経発達障害に伴う行動学的・生理学的異常を調節する」と題され、2013年12月にCellに発表されました。まさに最新の論文です。

論文の概要としては以下の通りです。
著者らはマウスが自閉症様の行動を取るMIAモデルを用い、胃腸障害や腸内細菌叢を調べた。すると、MIAモデルのマウスにおいても、ヒトの自閉症患者が示すような胃腸障害を発症しており、健常マウスとは異なる腸内細菌叢を持っていた。そこで著者らは、ヒトの共生細菌の一種であるB.fragilisという細菌をマウスに投与したところ、胃腸障害が軽減し、さらには自閉症様の行動異常も改善された。B.fragilisの投与によって、異常であったMIAモデルのマウス血清中の代謝産物が通常に戻り、これらの代謝産物が行動異常と関わることが分かった。このような知見から、プロバイオティックに胃腸障害を制御することが、あらたな自閉症の治療となるかもしれない。

この論文ではマウスの行動が変化した直接的な原因として、血清中の代謝産物を挙げています。つまり、腸内細菌の変化によって、血液中の成分が変化し、おそらくその変化が脳に影響を及ぼしてマウスの行動を変化させたのではないかとしているのです。このことから、ヒトの自閉症でも腸内細菌に操作を加えることで治療効果を得られるかもしれないと著者らは主張している。

マウスの実験ではありますが、この仮説は実際に人間でも、糖鎖栄養素+善玉菌増大(食事内容やビフィズス菌摂取の取り組み)で成果を上げていることことから、近い将来学術的にも証明される日は近いと思っています。

まとめ

1、滞便を外し吸収率を上げるためには、糖鎖栄養素と糖鎖ビフィズス菌、オメガ3を摂取し、腸に良い食事に努めること。腸内善玉菌を増やし粘膜を保つことが多動や知的遅れ、自己免疫系疾患の改善に必須。

2、多動がある場合は、乳製品・小麦(グルテン・カゼイン)は食べないようにする。腸内環境の改善とともに摂取できるようになることを目指す。

3、相談しながら取り組みを3年は続ける。

 

腸内フローラを変える糖鎖栄養療法

 

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1 コメント

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2017-08-16 11:02:28
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