心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

相手の気持ちを想像する余裕

2013-11-13 21:28:20 | 本のネタ
 最近、仕事をしていて感じていることがあります。それは、相手の気持ち・立場を想像できるかどうかで仕事の効率が大幅に変わるという事実に気付いている人が少ないということです。
 完全に相手のことを理解することは不可能ですが、少しでも相手の立場を理解した行動・言動をするだけで、対立者から協力者になることが多いのです。

 わたしが体験したのは、社内の雑用をしてくれる方々に対して感謝の言葉を伝えるだけでなく、雑用を軽く見て締切りを守らなかった同僚に対して厳しい叱責をしたことを、雑用担当者に的確に伝えたのです。
 すると、雑用を担当している方から
  『自分が困るわけでもないことをやっているとモチベーションが保てなくなっていたので、嬉しかったです』
 とのコメントがもらえたのです。

 わたしの目標は、会社で働く人(正社員も関連会社の社員も)が、やりがいを持って仕事をしている姿を作ることなので、それを実現できて満足できました。

 雑用を担当している方だけでなく、人それぞれ悩みを抱えて生活しているので、その悩みに共感できる感性と行動をし続けることで、ある程度モチベーションを上げる・保つことはできるはずです。
 ある程度と限定したのは、永続的にモチベーションを保つためには、報酬面を含めた仕組みが必要であることは否めないからです。社員がモチベーションを保てていないと感じている経営者の方々は、是非、御社で働いている社員の気持ちを想像して、必要な仕組み改革にチャレンジしてみてください。
 もちろん、社員のみなさまも、経営者の方々の悩みを想像する行為を怠ってはいけませんよ!
 さぁ、わたしはどの立場で、何をしていこうかしら?!



 明日は、スキンシップの大切さについて、ご紹介予定です。