東京湾の漁師 東京湾海人の日記

青混ぜ海苔の達人のブログです。

タコの卵

2005年05月06日 13時44分19秒 | Weblog
北東の風

大アサリの殻が 開かない。
こじ開けると 小さな蛸が 必死で 開けられないように 8っ本の足で こらえている。
バケツの中に 入れておくと 観念したのか はいでてきた。観念でなく あきらめたのか。
飯蛸。12月になると お腹 俗にいう 蛸の頭に いっぱいの 卵が 丁度 ご飯粒のようで 煮付けると とっても 美味しい。
子供のころは おじいさんに 連れられて ラッキョウを くくりつけた 針 で よく釣れた。
この時期に 卵を産むので 正確には 飯蛸 ではないかも。
見た目は 飯蛸 そっくりだが もっと早い時期に 卵を産むのだが。

親蛸を 海に 放してやると 怒ったのか お礼なのか 小さいながらも スミを 吐いて 海底にもぐっていった。
そっと 大アサリの貝を開けると 卵が いっぱい。
この 卵を 守っていたのか と思うと 申し訳ない。きっと あのスミは 激怒のスミ だったんだね。せっかく だから写真を 1枚撮って 親蛸の近くに 帰してあげた。
卵を産みつけている 最中だったかも。それとも新鮮な海水を 送り続けていたのかも。

コメント (3)
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