★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

色々ありました

2017年12月06日 | ★育児
個別面談その後。

めちゃくちゃ色々ありました。ここに書きれないくらいあります。めっちゃ長くなるので、ご容赦ください。

担任のS先生が伝えてくれたのか、面談の次の日の夜にK教頭先生から、嫌な思いをさせてしまい、申し訳ありませんと電話がかかってきました。いつでも私の方にも相談してくださいと言ってくれました。そして、ケンをH先生ではなくI先生の学級に変更することを考えていると言っていました。校長先生も心配していますと言ってくれました。

私はその電話をもらう前に、市内のスクールサポートセンターに12月5日に相談予約をしました。
学校内だけだと、ちゃんと対応してもらえないかもしれない。外部の機関に話を聞いてもらった方がいいかもしれないと考えたからです。


12月1日(金) 小学校持久走大会
朝から少し雨が小降りで寒い中でしたが、開催されました。
おじいちゃんとおばあちゃんと一緒に私は自宅から小学校まで15分ほど歩き、ケンとコウを応援しました。

コウは、1,2年生で22位(学年で14位)
ケンは、3,4年生で18位(学年で9位)でした。

ケンもコウも去年よりも走り方がとてもよくなっていました。
特にケンが早かった。最後スタミナ不足で、ラストスパートをかけた友達に負けてしまいましたが、最後までよく頑張りました。

金曜日なので、夕方はギターのレッスンです。
土曜日は、年一回のギターの発表会です。
レッスンをしていると、見慣れない携帯電話番号からの着信がありました。
出てみるとなんとH先生!

話をしたいのでこれから自宅に伺っていいかという連絡でした。H先生も何か言いたいことがあるんだなと思ったので、7時前くらいには自宅に帰るので、その頃に来てくださいと伝えました。

自宅に帰ると、H先生がすでにいました。
H先生と色々話しました。

朝までは、謝る気なんて全然なかったんだそうです。でも、幼稚園のS主任先生に、持久走大会の係をしているときに呼び止められ、私が泣きながら相談に来たことを聞いたそうです。その時は係りの仕事をしていたので、別の時間に詳しくS先生から聞いたそうです。話を聞いて、自分の言い方が悪く、言葉足らずだったと感じて、申し訳ないと感じたそうです。それで、担任のS先生に自宅に謝りに行きたいけどいいかと許可をもらってきたそうです。

H先生が、私の話を聞けなかったのは、ケンがあまりにも学校ではちゃんと勉強していて、筆算もできていたから、何をそんなにお母さんは心配しているのだろう、こんなにできるのにと思ってしまい、私の話が入ってこなかったと言っていました。まさか、学校と自宅でそんなにも違うとは思わなかったそうです。ケンが自分ではなく、別の先生のところに行くことを選んでもらっても構わないよと言ってくれました。今回のことで、おかげで視野が広くなったので、感謝している、勉強になったと言ってくれました。
年上の先生を捕まえてなんですが、自分の非をきちんと認めて謝罪に来て、さらにそのことで学べたことに感謝していると思うなんて素晴らしい人だなと思いました。
先生は簡単な気持ちで引き受けてしまったことの罰だったんだなと思ったと言いました。私はそれは違うと思うと伝えました。私は先生に、特別支援学級に入る前に研修を受けなかったのかを聞きました。講師という契約だから、受けなかったと言っていました。発達障害や学習障害のことを全く知らなかったら、私の話が入らないのも無理はないと思いました。私は教育委員会や文部科学省に要望書を出して変えてもらえるようにすると先生に伝えました。

先生も、生徒もしなくていい苦労をしないように、私はこの日本を良い方に変えたいのだからと。
こうして、H先生と和解することができました。

教頭先生がケンにH先生のクラスに戻るかどうか聞いたところ、I先生の方がいいとケンは選び、再びスマイルのケンちゃんになることになりました。

H先生に次の日にあるギター発表会にケンが出るのでよかったら来ませんかとお誘いしたら、それじゃあ、話題作りのために行きますと言ってくれました。


12月2日(土) ギター発表会
H先生が第1部の最初から最後まで聞いて行ってくれました。
ケンの独奏を聞いてくれました。


12月5日(火)
13時 市教育委員会スクールサポートセンターに相談

夫がちょうど休みなのもあり、二人で行きました。夫にもちゃんとケンの学習障害に向き合ってほしいと思っていたので、来てくれてよかったです。
相談に乗ってくれたのは、ケンが1年生の時にことばの教室でお世話になったS先生でした。S先生はケンのことを大きくなったでしょうね~懐かしがっていました。
今までのこと、宿題で困っていることなどを相談しました。もう10歳という年齢もあって、自分でどこまでやるか、いつやるかを決めさせてやらせるといいのではないかと言っていました。担任のS先生が宿題をだいぶ軽くしてくれたのですが、できないからとまったくやらないのもよくないような気がすると私が言うと、
「大人になった時にどうしても書くことがあるから、少しでもできるように書く練習をしておいた方がいいと思うよ。」
って伝えてみたらどうですかと言われました。
中学生までは義務教育なので、特別支援教育ができますが、高校はマチマチなので早めに進路を考えてあげると良いのではないかと言われました。
それから、小学校から中学校への引継ぎはどのようにいつくらいからするといいかを聞きました。3月くらいに一度して、それから、4月になって先生が決まってからするといいとアドバイスを受けました。また聞きだとうまく伝わらないこともあるのでと。S先生は親身に聞いてくれました。

17時30分 小学校会議室で相談
K教頭先生に相談できないかとアポイントを取り、この日時になりました。H先生とは無事に和解できたので、もう大丈夫になったのですが、これからのことがあるので、他の関係する先生方を教頭先生が集めてくれました。

K教頭先生
スマイル学級のI先生
特別コーディネーターのT先生
4年担任のS先生

そして、
私と夫の6人で、話しました。

T先生とS先生が遅れてくるので、I先生と教頭先生と雑談をしました。
I先生はケンくんはとても真面目ですね。集中して取り組んでいますよと教えてくれました。

しばらくして、T先生とS先生が来たので話し合いを始めることになりました。
まず、スクールサポートセンターのS先生が言っていたことを伝えました。私が作ったケンくんサポートブックに入っている色々な資料を過去から時系列で説明したことを伝えました。3年生の時にとったWISC-IV(ウィスク・フォー)の数値をみて、T先生が言いました。

全検査IQ 92
言語理解指数 117
知覚推理指標 89
ワーキングメモリー指標 76
処理速度指標 83

WISC-IVは100が平均値と見ます。

「一番高い言語理解指数と一番低いワーキングメモリーの差が約40もあるのは、かなり苦しいと思いますよ。言葉の理解がこれだけよくて、言っていることがすべてわかっているのに、うまくできないことばかりでもどかしく感じていると思います。」
と、今、まさにケンが苦しんでいる状況を言い当ててくれました。T先生はケンのことを直接指導はしたことがないのに、検査結果をみただけで、わかるんだから、よく知っているんだな~と思いました。するとI先生が
「そうですね。言語理解はとても優れていますね。“炒る”って言葉をコーヒー豆を例にして説明してくれましたから。私もよくそんな難しい言葉を理解しているな~って思ったんですよ。」
そう言ってくれました。
T先生とI先生は正職員さんなので、よくわかっていると思いました。

ワーキングメモリーが弱いので、覚えてもすぐ忘れてしまうでしょうから、少しずつ覚えられるようにしていきたいと言ってくださいました。言語理解が高いので、意味のある言葉なら覚えやすいそうですよと私は伝えました。

それから、漢字テストは、T先生が提案してくれた読みが多いものでお願いしました。
音読が苦手で、今は聞き読をしているといいました。

ケンが使っている音声付き教科書の案内は
こちら
 ↓
★音声付き教科書

自分で字を読んでいると、読むことで精一杯で内容が頭に入らないと言っていたと伝えました。すると、国語や算数のテストの文章問題は、読み上げてもいいとI先生が言ってくれました。

読み上げることを了承してくださるなんて
そんなことできないと言われるかと思ったら、先生の方から言ってくれました。
ただ、本人に確認しないとわからないので、それは先生からケンに聞いてくれるそうです。

私は、ケンが今、テストで100点を取るとか、カリキュラムをこなすかと言うことではなく、大人になった時にどういう力が必要かということを考えて、できることを少しずつ増やしていってほしいと伝えました。先生方は、わかりましたと理解してくれました。

ケンの小学校の先生方は、本当になんて素晴らしい先生ばかりなんだろう。
ケンも私も幸せ者だね。
感謝しています。ありがとうございます
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