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サイドウェイズ


監督 チェリン・グラック
出演 小日向文世、生瀬勝久、鈴木京香、菊地凛子

 2004年製作のハリウッド映画「サイドウェイ」のリメイク作品。舞台、大まかなストーリー、登場人物のキャラクターはほぼ原作のとおり。登場人物4人は日本人。乾いた明るい風が吹くカリフォルニアを二人のさえない中年男が旅するロードムービーであることは同じ。二人の女性のうち鈴木京香演ずる麻有子は原作ではバージニア・マドセンのマヤにあたるキャラだが、マヤは旅の途中に知り合った女性だが、麻有子は小日向文世の道雄と過去に縁の会った女性。だから、原作のマイルスとマヤは行きずりの恋だが、道雄にとって麻有子は、過ぎ去った昔の青春の象徴である。
 中年になり、シナリオライターとしての才能に限界を感じつつも、夢を捨てきれず、麻有子との再開によって、失われた青春を取り戻そうとする道雄。結婚を1週間後に控えながら、いまだに女好きで、菊地凛子のミナと良い中になろうとする。カラダはしっかり中年なのに心はいまだにセイシュン(の、つもり)の生瀬勝久の大介。
 原作よりも強く「中年の青春」を強調した作品となっている。男二人のお相手の女性ふたり、これは原作の方がいいのでは。バージニア・マドセンとサンドラ・オーの方が普通のおばちゃん、ねえちゃんっぽくていい。鈴木京香と菊地凛子じゃ美人すぎる。ただ、さすがに観ている小生は日本人だから、日本版の方が感情移入しやすかった。
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