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監督 チャン・フン
出演 ソ・ジソブ、カン・ジファン、ホン・スヒョン、コ・チャンソク
韓国映画である。韓流とやらで韓国製ドラマをお好みのムキもいるが、小生、あまり韓国映画はなじみがない。久しぶりに韓国映画を観る。韓国の俳優の演技は、演技のところどころで、歌舞伎で言う「見え」を切るような所作が見受けられるところがある。小生は、それが、やぼったく感じてしまう。本作でも、そういう傾向が観られた。
俳優になりたかったヤクザ役のソ・ジソブ、ヤクザみたいな俳優役のカン・ジファンは、ご本人たちはせいぜいかっこいい演技を熱演しているつもりだが、どうも空回りしてイモイモしく見えてしまった。この主役二人より、監督役のコ・チャンソクが良かった。ぱっと見はおもしろげなおじさんだが、映画作りだけにしか興味のない、映画バカというか、プロの映画人というか、この監督役の存在が本作に背骨を与えていたのではないか。
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もちろん「食わず嫌い」もあるのですが、この夥しいまでの「韓流ドラマ」の氾濫を見ると、高岡蒼甫くんではありませんが、本当に危機感を感じます。テレビの端っこにいる人間として「頽廃」を感じざるを得ません。
確かに韓国制作の番組はコストも安いし、視聴率も取れるので「資本家」が飛びつくのはわかりますが、どんなものにも「ほどほど」というものがある筈です。韓流を見るとディープではなく、チープを感じてしまうのです。
ただ、「冬ソナ」に象徴されるように、そこには日本のテレビが忘れ去ったもの、視聴率競争で捨て去って来た人間の「ひたむきさ」や「朴訥さ」があるのも事実ですが、それにしても・・・という感じです。
今まで見た映画の中でよかったのは唯一「シュリ」でしょうか。やっぱり食わず嫌いなのかなあ・・・
私自身、あまり知識はありませんが、韓国映画は、判りやすいのではないでしょうか。悪いやつは悪い。いい人はいい。好きな人は大好き、嫌いな人は大嫌い、素朴といえば素朴で、真っ直ぐなエンタティメントといえるのではないですか。
私は、今まで観た韓国映画では、「トンマッコルへようこそ」が良かったです。
http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/e/c71f71caafaf11d55aa7d49e0ca3b221