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六伝茶屋の豚のしょうが焼き定食

 
定食屋の大定番おかずである。小生も大好き。なんせ白いメシによくあう。
大昔、小生のオヤジは小さな工場をやっていた。場所は西宮市下山口。西宮のずっと北、三田にほど近い所。学生時代、小生もよく手伝いに行った。
水産学科だったが、1年生の時は臨海実習がないから自宅通学だった。大学が午前中で終わると、宝塚まで電車で来て、駐車場に車を預けてあって、国道176号線を走って、下山口まで通った。途中で昼飯を食う時もあった。生瀬、名塩を過ぎて、しばらく走ると峠のようになったところがある。ここに六伝茶屋という食堂があった。176号線を走るドラバー向けの食堂。小さな、決してきれいとはいえない食堂だ。この六伝茶屋でよく昼飯を一人で、仕事が遅くなると、オヤジと二人で夕食を食った。
うまかった。国道沿いのドライバー目当ての食いもん屋は、うまい店が多い。この店もそのうちの1軒だろう。目立たない、うっかりすると通り過ぎてしまうような店だが、うまい店だった。
この六伝茶屋で一番よく食べたのが豚のしょうが焼き定食だった。この店はなんでもうまかったが、小生は特にしょうが焼き定食がお気に入りだった。なんとか再現しようと一生懸命考えたのがこれ。なんせ30年以上昔のこと。
あの六伝茶屋は、まだあそこにあるだろうか。今は車を手ばなしているし、176号線を走る機会もない。あの豚のしょうが焼き定食の味は確認しようがない。  
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コメント
 
 
 
西宮の裏日本 (bagabon)
2008-09-16 03:51:10
兵庫県を縮小して縦長に引っ張ったような形の西宮市、山あり海ありで吹く風も気候も結構違う。
宝塚より北は下りたことはなく、武田尾・三田や有馬へ行く際には通り過ぎた町なのだろう。

小学校のころに甲子園球場で毎年、小体連=西宮市小学校体育連合大会(or祭)が行われ組み体操、ダンス、リレー大会などが行われ市全校の高学年生徒が揃うマスゲームを観覧席から見るのは壮観でした。
そこで生瀬、名塩、塩瀬、船坂などの学校名を耳にしましたが同じ市内でもはるか遠い別の町のイメージがありました。

豚が美味しいのですか。むしろぼたん=猪が名物の感じもします。
 
 
 
bagabonさん (雫石鉄也)
2008-09-16 04:38:27
生瀬、名塩、船坂、私にとっては懐かしい地名です。
生瀬、名塩は通過する地名。船坂はパートのおばさんが住んでいて、雪でバスが動かないとき、迎えに行きました。
豚がおいしいのは、この店だけかもしれません。三田に時々ボタン鍋を食べに行きました。
 
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